自分はほとんど映像作品を見ない人間である
つまりはインプットがかなり少ない生活をしている
例えば作家が「本を読みません」と言っているようなもので
これはかなりダメである
YouTubeは時間の無駄すぎて見なくなってしまったし
テレビも1ヶ月に1時間ぐらいしか見ない
わかっちゃいるけど 飢えなければ食べられないので
どうしようもない
久しぶりに舞台を見に行ったのだが
これはヨメが出ているだけにすぎない…
ところが最近
そんな私のインプット量に革命が起こった
ズイフト中に映像作品を見るようになったのだ
ローラーだけだと1時間で飽きてしまうので
映像作品を見るようになったのだが
見る映像の面白さによってトレーニング時間が決まるのである
前にこれ↑を見た時は 映像に耐えられず
5分でやめてしまった
昨日見た映画は
ローラー2時間半を記録した名作だった
この映画は素晴らしかった
おそらく 超絶な低予算作品で
出演者の中で知っていたのは 主演の山口馬木也さんだけである
ヒロインの女性も「セリフしゃべったことあります?」と思うほど
初心者風味なのであるが
この作品が べらぼうに良かった
低予算映画にありがちな 映像の背景がガランとしていることはなく
画角をうまく切って背景を作り込んでいたし
侍がタイムスリップしてしまい ただ困っているだけなのに
グイグイ引き込まれてしまうストーリー
そして圧倒的に凄かったのは
山口馬木也さんの演技力である
馬木也さんは 20年ほど前に
スタジオパークに来てもらったことがあった
主役を張る俳優さんではなく 着実な演技で脇を固める印象だった
上手でイケメンだけれど 地味で
下手をすれば居なくなってしまうかもしれないとも思った
その演技力は 20年経って
ますます磨きがかかっていた
きっと全ての役と真剣に向き合って来たのだと思う
台本だけを見たら「これが面白いシーンになるの?」と思ってしまう内容なのに
2時間半 馬木也さんの演技だけで見られてしまったのだ
いつか本人に会うことがあったら
感動したと伝えたいと思ったが
調べたらめちゃくちゃ話題になった作品だった
そういう作品を褒めても 本人は言われ慣れているので
言わないことにしているのである
とにかくこの作品のおかげで 昨日のローラーは捗ったのであった
ローラーで2時間オーバーなんて奇跡だぜ
名画のおかげである
ちなみに 個人的なツボは
監督の名前が「撮影」「車両」などなど
エンドロールに10回ぐらい出てきたこと
いくら低予算にしても これだけ監督があれこれやっている作品は珍しい
たぶん器用で超絶な体力がある方なのだろう
どんな人なのか 一度遠くから見てみたい(笑)




