メールマガジン・  ~静と動・間違いだらけのトレーニング~

最近、お陰様でアカデミー(月例・ZOOM)やカウンセリングを通じて、
より多くの方から犬の「困った」に対する相談・質問を受ける機会が
増えました。

10年前からずっと続けていた「オンライン・メールセッション」も、
今では手軽に動画を撮影して、YOUTUBEへアップロードする手間も
掛からない便利な世の中になりましたので、
多くの方からお申込みが続いております。

アカデミーへの参加者さんから頂く質問や、
カウンセリング、メールセッションを通して私自身も「飼い主さん」の
「犬のトレーニング」に対する考え方や意識に気付かされることが多くて、
メルマガのネタは尽きそうにありません。有難いことです。(笑

まず、先月のアカデミーで紹介した動画を一部お見せしながら、
「間違いだらけ」について今月号は書かせていただきます。

最初に、いろんな方の相談を受けて「トレーナーさん」から伝えられたという飼い主さんが得た情報を私が間接的に得た情報を↓に羅列します。

〇多頭飼いの場合「人が介入してはならない」犬同士で決着させる説
〇先住犬を優先させる(年齢序列)説
〇仔犬の場合1年間程度はクレートから出さない説
〇家での問題は「預けて訓練」が当たり前説
〇叱ってはいけない説
〇NOと犬の名前を紐づけない説
〇マーキングはさせてはいけない説
〇犬が落ち着くまで待つ説
〇社会化の為に散歩中いろんな犬と挨拶をさせるべき説
〇社会化の為にドッグランに連れていくべき説
〇老犬・保護犬は躾ができない、もしくは難しい説
〇常に褒めてご褒美を与える説
〇トリート(お菓子)にはランキングをつける説
(高級な肉系とドライフードなどの格差)
〇トレーニング時間を毎日設けなければならない説
〇超大型犬はケージから出さない生活習慣を身に着けさせる説
〇ハーネス以外は虐待道具説
〇興奮したときにチョークチェーンの力で圧をかける説
〇餌の前ではできるだけ長く待たせる説
〇リーダシップは必要ない説
〇クレートは犬に必要ない説 などなど・・
〇言うことを聞かないときは、殴る説

挙げるとキリがありませんが、ざっと↑に私が書いたことは、
飼い主さんが得た情報、ネットからの情報だとか、
雇ったトレーナーさんからのアドバイスだとか、人に聞いた話だとか・・・・だそうです。
それを飼い主さんから私が間接的に聞いた情報の一部です。

私とのカウンセリングや、オンラインでのメールセッションをする際に
「どのような対処」を行ってきたか?
ということを、私はいつも飼い主さんにお聞きします。

それが犬と飼い主にどう影響したかを知る上では
私にとって大事なことですから。

ちなみに私は↑に書かれたこと、すべて否定します。すべてです。(笑