image

↑可愛いボクサー、見つけました・・・

あ、ブログには関係ございません・・・

 

愛護センターのニュース

 

↑つい先日

こういうの、テレビのニュースで見ました。

クラウド・ファンディングで寄付募って

使い道がわからない・・て、話題になったニュース。

 

↑にも事実を書いてるけど

最近、テレビで、保護犬のこととか?

扱ってる番組あるから(ま、大抵、お涙頂戴)

今の日本でもようやく、犬を保健所やら

保護団体から譲渡するっていう流れも

割と広まって来てるとは思うんだけど。

 

NPO法人で登録している保護団体

日本でもあっちこっちありますよね?

内閣府のHPにも載っていたりする団体?

NPO(ノン・プロフィット・オーガナイゼーション)

深く知らない人が多いじゃないっすか?

 

個人で保護やってるとこ、

個人名義で寄付金を貰うことできますよ。

NPO法人として国に登録してる団体は

収支報告書を一般公開する義務があるんだけど

(アメリカではそう)

日本もそうだと思います。

 

最近、クライアントの方からの話です。

NPO法人登録して

捨てられた犬に対して、里親見つけたり?

行き場のない犬、殺処分ゼロを目指す活動として

カフェを経営する・・・てのがあると聞きました。

カフェには保護犬と触れ合えるようになっているとか。

でも、その実態の話をちらほら耳にしました。

保護犬カフェから

とんでもない病気の犬を譲渡した人もいるし

避妊や去勢も譲渡した側の責任でやってくれ!という

HPに書かれている規定と

全然違う・・・ていうところ、かなり目につきました。

 

つまり、「今の状態で譲渡してください」ってことです。

心臓病の犬、避妊も去勢もされてない犬、

病気の治療も施されてない犬、

それだけではなく、犬が抱える問題行動、

たとえば、「噛みつき」だったり?

そういうのも、ひっくるめて、救ってください!って

そういう保護やってるところもあります。

幾つかNPO法人で保護やってる団体の内閣府のポータルで

収支報告書を調べました。

NPO法人であれば、人件費は必要経費と計上できます。

それにしても不透明な計上が目立ちます。

そもそも、カフェとは、営利目的、経営というビジネスです。

そこにNPOとして入り込む・・・

からくりが私にはふしぎでしてね・・・・

 

別に私は告発するつもりはありませんが、

犬を譲渡して、譲渡代を支払い、

なおかつ、治療や避妊も責任もってやってください!

そういう保護団体のやり方ってのは

私のやり方とは大違いです。

(私がやって来た保護は、↑の真実に書いてます)

 

これは私の主観ですが、

「保護犬を扱ってカフェを運営する」

以前、こういう夢を語ってくれた方おりますが

私は反対しました。

保護犬の利用?というか、私的には

ない選択でしたんでね。。

経営と社会貢献の両立はとても

センシティブなところです。

 

カフェで得られる収益が、全部、犬猫の治療や

それに携わる人への労いだったり、場所の賃貸料、

光熱費・・ま、これらは必要経費だとしても・・・

優先順位がどこにあるか?

犬猫を救う事が1番の目的ならば

カフェで提供する料理の為の食材費、それを提供する人への人件費

料理を提供することに掛かる光熱費は別でなければならない。

と、私は思ってます。(こっちの税務はそうです)

 

人件費、カフェの継続に掛かる費用を先に優先することで

犬猫の病気や避妊の予算が出ない・・・

これは本末転倒ではないでしょうか?

もっと言えば、「保護犬」は、客寄せパンダではないんでしょうか?

 

私も保護団体のCEOです。

「動物愛護の真実」にも書いてますが

うちらが寄付を貰った場合、

その寄付が、保護犬を預かってトレーニングしていた

ドッグハウスの家賃に当てる、これは必要経費です。

ですが、光熱費は住み込みの人間が使いますから

計上しません。

水は犬にも使いますが、インターネットは犬には使わない・・

だから計上しない。。。という、細かい報告があります。

保護犬運搬用の車の諸費用は、計上します。

だって、車に乗るのは犬たちですもん、、運転手を省いては・・・

犬たちのエサ代、治療費、そしてボランティアさんに渡す

ガソリン代(獣医への搬入やイベントへの搬入など)

時間を寄付して頂いている方たちへの労いとして

お茶やサンドイッチを寄付金から使う事もあります。

でも、人が贅沢するために使うお金ではあってはならない。

中には、『犬に使え!』と、ボランティアには一円たりとも

使うな!と、そういう名目つきで寄付する人もおりますよ。

そういう寄付は、私は「要らん!」と突っぱねます。

一日中、譲渡会イベントで、犬を搬入、撤収し、

一匹づつ散歩させてくれたり、

そういう人たちへ、お茶の一本も出しちゃいかん!

そういうごちゃごちゃいう寄付なら、要らんわ!

文句あるなら、IRSのウエブをみろ!です・・

書類はめっちゃあります。。

 

時間を寄付してくださる方への労い、

こういう人たちがいてこそ、保護犬たちは救えるんですよ。

給与とは違う。

どーも、この「動物を救おう!!」という

耳障りのいい響きを利用している団体、多いと思います。

不透明な収支報告が

まかり通っている日本に疑問を感じます。

 

私に時間と日本への行き来が許されるのであれば

動物愛護団体NPOの収支報告の実態を

自分の足で裏をとって、告発したいところですよ。本音は。

 

ペットショップから犬を飼うのではなく、

譲渡しようと考えている方

保護団体がNPO法人として登録されているところであれば

内閣府のHPのポータルに行ってみてください。

 

収支報告をじっくり見てください。

きちんと2019年度までアップデートされているのか?

犬猫に使われた詳細、治療費、餌、など

よーく見て調べてください。

不明金の詳細に疑問を持ってください。

 

譲渡代に何が含まれているのか?

きちんと聞いてください。

そもそも保護団体が避妊や去勢をしない状態で

犬猫を引き渡す・・・

これは持っての他です。

犬の年齢、病気や疾患があり、手術ができない子であっても

獣医の診断書があるべきです!

アメリカではすべて、書面です!

サインがあります。

 

ちなみに私の扱った保護犬でも、病気のせいで

避妊や去勢ができなかったり、数か月、

手術ができない状態の犬もわんさかおりました。

でもうちでは、うちの掛かりつけの獣医にアポイントメントを

強制的に入れてました。

何月何日、何時に避妊、去勢の予約・・

そこに現れなかった里親さんには、

獣医からの報告を受け、私が連絡し

なぜ連れて行かなかったのか、事情を聞き、

のっぴきならない事情でない限り、アポを

すっぽかしたと判明した場合は、

私が犬を撮り返しに行く・・・

それくらいやってました。

しかもね、うちの団体の犬はすべてに

私の住所と電話番号がマイクロチップによって

登録されてます。

譲渡してもらって、3か月以内に

そのチップの登録情報を新しい飼い主さんのものに

更新してもらうという規則です。

更新してもらったとしても、セカンドオーナーとして

私の連絡先が出てくるようになってます。

だから、犬を逃がした・・シェルターに戻った・・

獣医で保護された。。他の人が見つけた。。

という場合、マイクロチップの登録先にまず連絡が行く

それでも連絡つかなければ、私に連絡が来る・・

そうなれば私がファイルをみて、

飼い主さんの住所や勤め先をしらべ

連絡を取る・・・という、徹底ぶりですよ。

 

だからね、こういうの徹底してやるってことは

なん十匹も一度に救えないんです。

お金も足りないし、時間も人も必要になります。

なにより、寄付金から私の給料を出したことは

一度もありません!

出していいんですよ、NPOだから・・・

でも

出ない!!!それどころか、

私が出す一方ですよ!!!マジで・・・

足りない!お金は・・・

病気や老犬、譲渡の厳しい犬ばっか引き受けてたし・・(泣

数より、質・・・

私は質にこだわった保護をやってきました。

ま、詳しくは、↑の本読んでください。

殺処分ゼロ!なんていう数を達成したかったら、

簡単なことなんです。

受け入れなければいいんだもん・・・

「うちに連れてくると、殺されちゃいますよ!」って

シェルターに捨てに来る人たち、追い返せばいいだもん・・・

どーも、この「数達成」に力入れてるところって

どこか歪んでると思います。

 

おかしい?わからない?と思ったら

聞けばいいんです。

そして、「ここ、保護、やってること、おかしい」と思ったら

代表に掛け合って、聞いてもいいんですよ

質問、わからないんですけど~~って

喧嘩腰になる必要なんてないんだから・・・

収支報告書、見せてくださいっていうだけでも

いいんです。

「私を小学生だと思って、説明してもらえますか?」って

わかるまで、納得いくまでききゃーいいのよ。

これ、私がよく使う手・・・

獣医とかに。。。(笑

 

↑にリンクしたニュースだって

最初からクライドファンディングの目的を

もっと細かく、医療器具を買う目的とか

治療、避妊、餌、施設にかかる運営費とか?

そういうことに必要ですから、って、細かく書いておきゃ

問題にならないんですよ。

漠然と「殺処分ゼロをなくすため」とか?

動物愛護のために犬や猫の去勢手術を行う費用として募っておきながら

いろんなことを計上してるからこういうことになるんだよ・・・

バカじゃない??

こういう不透明なやんわりとした言い方してるんだから

善意で寄付した人が怒るのは当たり前でしょ。

 

犬、猫、子供・・・これらは

テレビでも視聴率稼ぐと言われてます。

(あと、「不倫」「薬物」ね。。)

そしてそれらを見た、聞いた、知った人の

善意に胡坐をかく業者、ビジネスもあるってことです。

犬猫がほんとに救われているのか?

そこをきちんと報道することが大事でしょうに・・・

 

犬を飼っている人たちがまず、

こういう知恵を持って、探求すべきだと思います。

声を挙げるべきだと思います。

 

アメリカは広くってね、、だから

IRS(税務)は、(州)はフェデラル・・

めっちゃ厳しいのよ~

逮捕よ、逮捕。。なんか変なことあったら・・

こっちの動物愛護団体・・・マジ、こえーから・・・

保護犬つかったビジネスは

認可がおりません・・・まず・・

動物カフェもね・・

 

日本は緩いところがまだまだあると思います。

 

動物を利用しないで欲しい・・・

いろんな意味で・・

 

じゃ