病室に到着してからの挨拶は
「おはよう!」
本当は昼過ぎなので「こんにちわ」ですが、
今、相方が一番言いやすいのは「おは」だから
それを言うように促すために「おはよう」と声をかけている。
一日の初めに会うので「おはよう」という意味もある。
今日もそんな挨拶をした。
「お」「は」という相方。
「おは」と促すと言える。
昨日よりも言える頻度が増えた気がする。
しかし、挨拶以外のときの「返事」でも「おは」と言ったりするから
キチンと意味が分かって使いこなせているのかは
ちょっと不安定な気がする。
しかしながら、「発声」という位置づけで考えれば
言えないより「言える」ほうがいいだろうから
前向きに考えようと思う。
<相方の理解力>
相方は、私の言うことが分かることが多くなった気がする。
もちろん、分からないときもある。
何度も繰り返し言っても通じずキョトンとした表情のときもある。
しかし、分かることが多くなってきた。
今日、リハビリにために車椅子に移動した相方に
「小さいタオル、新しいのを持っていこう。取って」
と言うと、
車椅子に乗った相方の左にある棚からタオルを取ってくれた。
私はただ「タオルを取って」と伝えただけで
「棚から取って」とは伝えていなかったが
相方は「新しいタオルは棚に入っている」というのが分かっているようで
自分で戸棚を開けて、中からタオルを出してくれた。
そして、いつものように
「はい、廊下に自分で出て」というと
車椅子を狭いところを器用に操作して
バックで出てから向きを変えて廊下に出てくれる。
他にも、今日は友達が仕事終わりにちょっと遊びに来てくれた。
相方の車椅子を操縦する様子や、
先日録画したリハビリでの杖歩行の様子を見てもらった。
帰りに「エレベータホールまでお見送りに行こう」
と相方に声をかけると、病室から再び廊下に車椅子を操縦し
友達と話しながら相方の後ろをついて行ったのだが
相方はキチンとエレベータホールにたどり着いた。
目的を伝えない場合は、廊下を出た後に
「どうするの?」的に動きを止めて私を見る。
リハビリに行くときは、すぐに私の手を掴もうとする。
(私に引っ張ってもらって移動するほうが楽だから)
しかし、今日は友達とのお話に夢中になっていたので
エレベータホールにたどり着くまでは相方は放置状態。
それなのに、キチンとエレベータホールにたどり着いた。
相方が「エレベータホールにお見送りに行こう」と行った事を
キチンと理解して行動してくれたように思えた。
細かい日常でもコップを取ったり、
DSをやり始めたり、ベッドの傾きを変えたり
多くのことで、私が声で伝えたとおりに対応してくれることが
以前より、ちょっとずつ増えてきている気がする。
相方が何かを学習してきているのか、
理解力が高まったのか。
良く分からないが、私の言葉が相方に届いているようで嬉しい。
<友達の前ではチューしません>
友達が遊びに来てくれたので
二人だけでは試すことの無い実験をしてみた。
ちょっと友達にはとばっちりを食らわせてしまったが。。。
相方に友達と「チュー」することを促してみる。
相方は特に「チュー」する気配を見せない。
では、友達の居る前で、私が「チュー」をしようとした。
すると、ほっぺたをどつかれた。
そして、激しく拒絶された。(涙)
でも、これが、いつもの相方なのです。
友達が帰った後に「チュー」を試みると
すんなり受け入れてくれた。
以前から人前での「チュー」は常に拒絶されてましたからね。
そう、いつもの相方の対応。懐かしいですね。
相方の中の「理性」か「習慣」か、
何かは分からないけど、相方の中の「価値観」が
以前とは変わっていないように感じられた。
相方自身は、何も変わっていないように思えた。
<PTリハビリ>
ちょっと書く順番が違いますが、
友達が来てくれる前にリハビリがありました。
今日は、腹筋運動は省略してボール蹴りでの右足の蹴り出しの練習。
そして、アキレス腱伸ばし。
歩行練習は合計約30m。
ほぼいつものメニュー。
今日は、昨日とは違い、力強く取り組んでいましたね。
歩行練習の最後の時には、
「疲れた。一休み。再び進む」を自分で判断してやってくれました。
以前は、先生が促すとそのとおりにしていましたが、
自己主張というのか、自分の状態を考えて、
自分で判断し行動する。
そんな相方の一面を感じました。
今日は、久しぶりに先生の介助も後ろに倒れないように
背中で支えてくれるだけで
歩行自体は、ほとんど相方が自分でやっていたように見えました。
<夕食の買出し>
いつもコンビニで買っているのですが、
なんだか、さすがに毎日だと飽きてきたというか
同じものばかり。。。
なんとなく、気分転換したいなぁ。
ということで、病院の外に出て買出しに行くことにした。
リハビリ後、コンビニに行ったが手ぶらで戻る。
相方には、きちんと説明したので、
特に驚く様子もなく、病室に戻る。
以前「買うよぉ」と言って、
試しにコンビニを出て病室に戻ろうとしたら
「買うんじゃないの?」的なリアクションをされた。
しかし、今日は「後で外に買出しに行くね」
と説明していたからか、
コンビニを離れても、特に何も言ってこなかった。
やっぱり、私の言葉が分かっているように思えた。
病室に戻ってから、ちょっとPCで遊んでいたら
夕食の時間が迫ってきた。
相方に
「ごめーーん。遊んでいたらこんな時間。
これから一服してから買出し行って来るね。
戻ってくるのに夕食間に合わないから食べててね」
そういうと、ちょっと呆れている感じだった。
確かに、私がPCで遊んでいる時に
ちょこちょこ、相方が私のことを意識していた。
「時間大丈夫?買出しに行くんじゃないの?」的な。。。
「あと少し、もうちょっと」なんて言い訳しながら
結局、相方の言うとおり、時間オーバー。
だからかな。呆れられちゃってたね。
とはいえ、終わったことは仕方ない。
なんて、自業自得なのに開き直って
相方を放置して買出しに出かけました。
相方には、DSでいつもの「ドラがな」をやっていてもらいました。
今日の分は、既に私が不在のときにやっていたようなので
「ご飯来るまで適当に遊んでて」
と言って、病室を離れる。
のんびり、一服して、なんかマクドが食べたい気分だったので
マクドをゲットして、病室に戻ると、
相方は食事をほとんど終わらせようとしていた。
どうやら、お箸は使わずにスプーンで食べていたようだ。
「せっかくなんだから、お箸でも挑戦してよ」
というと、しぶしぶスプーンからお箸に持ち替えた。
しかし、残っているのはどうにも取りづらそうなものばかり。
仕方ないので、一つ取れたところで
「うん。上手だったね。スプーンで食べてもいいよ」
というと、嬉しそうに早々にスプーンに持ち替えて食べた。
一緒にテレビを見ながらご飯を食べた。
相方がポテトに興味を持つかな?と思ったら
あまり食いついてこなかった。
しょうがないので、チラチラとチラつかせておびき寄せる。
すると、相方の顔が、口を大きく開けて接近してきた。
「手は?」と聞くと、
顔を戻し左手が伸びてきた。
あげちゃった。
更にジュースもちょこっと。
相方は嬉しそうにストローで飲む。
だめだねぇ。あげすぎには注意です。
食後に、看護師さんに「○○さん(相方)もマック食べたんですか?」
って聞かれちゃった。
多分、「病院の食事じゃ食べれないマックを久しぶりに食べたのかな?」
という優しい気持ちからの言葉だと思うんですけどね。
ちょっと、嘘付いちゃった。
「食べてないですよぉ。
だって、食事制限ですよねぇ。
食べちゃいけないじゃないですかぁw」
なんて、ごまかしながら。。。
実は、正式に「食べさせてはいけない」とは言われていないのです。
まあ、状況的には理解しているんですけどね。
だから、こっそり食べさせているのがばれて
正式に「食べさせてはいけない」と言われると
さすがに「こっそり」が出来ない性分なんですよね。
まあ、結局、同じことなんですけどね。。。なんか、気持ちの問題。
こっそり、ドキドキ、ワクワク。。。。
なんか、子供みたいですね。
とはいえ、ほどほどにね。
<久しぶりの自主トレ>
リハビリが終わって帰ってきて
夕食の買出しに出かける前に
相方を車椅子からベッドに戻した。
いつもは車椅子で夕食を食べるのだが、
ちょっと、久しぶりに杖での独り立ちをやってみたかったから。
相方には
「夕食を車椅子で食べる?
それともベッドに戻って食べる?」
と聞くと、「ベッドに戻って食べる」を選ぶ。
「ベッドに戻るけど、10分だけ杖を使って練習しよう」
って促すと、嫌がることなく頷いた。
ベッドサイドに移動して、車椅子を片付けてくる。
以前は、こういう状態で怒ることもあった。
杖で立つのが嫌で、ベッドサイドに戻ったのに
横になるのではなく、そのまま待っていてね。
と言われることは、その後、杖で立つ練習がある。
って分かっていたようで、反発したのだ。
でも、今日は、そんなことはなく、
「ちゃんと待ってるよ」と言わんばかりだった。
その後、杖での立つ練習があるのが分かっているのに
嫌がらない相方。なんか、積極的に取り組もうとしているように思えた。
実際、凄く楽しんでいるようだった。
10分だけ。って約束したから、
時間をきっちりと測定した。
相方もちょこちょことそのタイマーを見た。
時間はキチンと分かっているようだからね。
立ち上がりは手伝ってあげた。
立った後は凄く安定していた。
安定していたから、杖をあげて支えなしで立つことを促すと
なんの躊躇も無く、手を上げた。
私がちょっと鼻歌的に適当にリズムを取ってみると
相方も身体を揺らしたり、杖でトントンと床を叩いたり
なんだか、一緒にリズムに乗ってダンスしている気分になった。
相方もちょっと身体を左右に揺らしているようにも見えた。
(私が左右に揺らしていたので錯覚かもしれませんが。。)
杖をトントンと叩きながら身体を揺らす相方。
最後に杖を受け取った後もしばらく立っていた。
なんとなく、杖が無くても立つ事に怖がって居ないように思えた。
ちょっと、立つ事に自信が持ててきているのかな?
スクワット100回も実施。
深くスクワットをするように促すと
さすがにバランスを崩しそうになる。
明らかに崩れているのをギリギリまで見守っていると
なんと、相方は諦めずに立て直した。
多分、リハビリの先生だったら、
そこまでギリギリまでは待てないだろうなぁ。
と思える状態ぐらいのギリギリだった。
そこから立て直した相方は凄い!
とはいえ、そんな様子で見ていたときに
1度だけ、本当に倒れちゃったな。
って思えるときがあったので、
見守っている方もギリギリに挑戦ですね。
もちろん、そのときも全力で助けたので
実際に倒れることはなかったんですけどね。
相方は、かなりドキッとしたようでしたね。
でも、しっかり抱きしめて「大丈夫。わしがキチンと支えるから」
って心から伝えたよ。
だからかな?なんてね。
その後も「あー」と声は出すものの
その声からは「恐怖心」は感じられなかった。
それもどうかとは思いますけどねw
相方の杖を使って立つ姿。
また、杖を持ち上げて支えなしでも立つ姿。
杖を持ち上げたときの相方の表情。
「ほら、立っているよ」って言ってるような。
自信に満ち溢れたような表情に見えた。
そして、そんな自分を楽しんでいるような感じに思えた。
真実は分からないが、大げさだったかもしれないが
感じられることはある。
それは、相方がネガティブな気持ちで
「独り立ち」の練習を今日はしていなかった。
そう思う。
相方が、相方自身の変化に気づき
自信を持ち更なる変化に挑戦していくことを
改めて大いに期待に思った。
※※ 人気ブログランキング(3つ)始めました ※※
※※ ↓↓↓良かったら押してください!↓↓ ※※
