この記事は、落ち着いてから書き綴っています。(2011/7/13記)
 
 今日は、仕事がありました。
 午後だけだったのですが、とても辛かったです。
 
 午前中は、ちょうど賃貸している部屋の更新があり
 その作業を行いました。
 相方が転院したら、一緒に引っ越そうと思っていますが、
 それが分かるまでは、今の部屋で何とか維持しなければならないので
 更新をしましたが、いろいろと出費です。
 
 その後、パジャマを持って病院に行きました。
 
 <ソーシャルワーカーと話をする>
  ソーシャルワーカーの人とお話をしました。
  本来は、親族との金銭的なことについて話をするのでしょうから
  私と話をするのは、筋が違うかもしれませんね。
 
  私は、ただただ、
   「相方は生きていますよね」
   「死ぬことはないですよね?」
  って、的外れな質問をしちゃいました。
 
  怖かったんです。
  相方が、どうなるのか。
  実は「安楽死」って言葉だけが、条件や意味も分からずよぎってしまって
  「お願いだから、相方は生きているんだから殺さないで」
  って、、、何もわかっていなかったから怖かったんです。
 
 <気管切開をするらしい>
  ソーシャルワーカーさん曰く、どうやら今日、親族が
  ドクターと「気管切開」について話に来るという情報が入った。
 
  自分も話を聞きたいのだが、と相談すると、
  「親族に相談してみたら?」
  と言われたので、親族が来るのを待っていた。
 
  しかし、親族が現れたときには、
  既にドクターと話をして、同意書にサインした後だった。
 
  自分には、何も意見を言う機会がもらえなかった。
 
  「気管切開」についての知識は何もなくて、
  何も教えてもらえなくて、ただただ、怖かった。
 
  「痰を取りやすくして、長期対応する」
  ということは聞いていたが、相方自身がどうなるのか。
 
  「本人は楽になる」らしいが
  「もう、話せなくなっちゃう」
  「もう、相方の歌が聴けなくなっちゃう」
  そんな考えになってしまって、凄く悔しくなった。
 
  だから、相方に「話せなくなっちゃうよ」「歌えなくなっちゃうよ」
  そんなの嫌だよ。
  だから、自分で「嫌だよ」って言ってよ。
  って、凄く悔しかった。
  相方の歌声がもう聴けなくなる。。。
 
  一緒に音楽を聞いて、「ほら、歌ってよ」って必死だった。
  相方も、目を大きく開けて頑張っているようにも思えた。
 
  左手がリズムを刻むように感じた。
  今までには見たことのない反復運動だった。
  でも、再現性には乏しかった。
 
  (後日談)
   実際、「気管切開」に関しての知識がなかっただけでした。
   2011/7/13現在、相方の気管切開の跡は、
   自然に塞ぐのを待っている状態です。
   また、しゃべることは出来ていませんが、声は出せるようになってきました。
   何も知らないって怖いですね。

  この日の夜、自分は、凄く自分を責めていました。
  相方を守ってあげられなかった。
  相方の「声」を奪い去ってしまった。
  ってね。後日、そうではない。声は戻るって知ったとき
  涙が出るほど嬉しかった。
  2011/7/13現時点で、まだしゃべれていませんが、
  可能性が0でない限り、相方を信じています。
 
 <親族との会話>
  長女が1人で来てドクターと話しをして同意書にサインをした。
  その旨、長女から説明を受けた。
  全てが終わったあとだったので、それ以上は責めるのをやめた。
  「なぜ、自分も一緒に話を聞かせてもらえなかったのか」
  なんて、何の「権利」も持っていない自分が言えなかった。
  でも、分かってほしかったのに。。。という気持ちはあったけど。
 
  改めて、長女と話がしたい。とお願いして2人で話をした。
  伝えたのは、
  「転院しても一緒に居たい。居させてほしい」
  と、すると、
  「断る理由はないですから」の回答でした。
  ハッキリとした、「ぜひ」とか「いいですよ」とかはなかった。
  自分には、その「断る理由はないですから」との表現が
  凄く違和感があったし、怖かった。
  「断る理由」が出来たら、「断られる」ってことだよね。
 
  でも、これ以上、聞けなかった。
  長女は、凄く弱い人に見えたから。
 
  そして、住民票の移動。お金のことはプロに任せる。
  という話を聞いた。
 
 <頭を洗ってもらいました>
  ベッドの上で頭を洗ってもらえるのですね。
  さっぱりした感じに見えました。
 
  唇が乾いているので、リップクリームがあればつけてくれると聞いたので
  買って来ようと思いました。
 
 <仕事を辞めることにしました>
  夜、自分の親と会って、いろいろと話をしました。
  まず、親に伝えたのは、
  「相方が生きている限り、自分も生きている。
   彼を残しては死なない。
   ただ、彼が居なくなったら、自分も追いかける」
  ってね。
 
  なんて、酷い息子なんだろう?
  でも、気持ちはそれぐらいの状態だった。
  「相方の為に生きる」
  そういう思いだった。
 
  だから、仕事を辞めることにした。
  親にも話をしたら分かってくれた。
 
  理解し、応援してくれる親に感謝です。
 
 
 ※※ 相方の挙動をまとめたリンクは下記です ※※
【No.4@4日目~】音楽に指を動かし反応?