No.310 始動
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だいたいの流れ
宮殿の異変に気づき始めた人民たち。
もしかしてクーデターが発生したのかとざわめきだす。
一方プフは、その人民たちの上空で鱗粉を散布していた。
しかし、肉体のほぼ7分の6を王に献上した影響で、なかなかはかどらず、
さらにピトーの人形が全くいないことから、ピトーがまだゴンと闘っていると思い、
コムギ抹殺への焦りを感じ始める。
プフは、今回が王からコムギの記憶を完全に失わせるための、最後の機会と感じていた。
そのころユピーは、咳こみながらもピトーの戻りを待っていた。
ウェルフィンは、ビゼフの女たちを解放、
眠ったブロヴーダを連れてトラックに乗り込む。
そしてイカルゴとの会話を思い出す。
イカルゴ「オレ達でさえ「生きてる」んだぜ?」
「「あいつ」がただ「消化」されるわけないだろ?」
ジャイロが殺されて終わる訳がないという確信を得たウェルフィンは、
キメラアントを敵とみなす。
メッセンジャーを引き受けたウェルフィンは、ユピーと遭遇する。
イカルゴに言われたとおり、伝言を伝えたウェルフィン。
ユピーは勝負のことを考え、この報告を王には伝えないでおこうと考える。
ウェルフィンは悩む。
「蟻は敵・・・!!ジャイロの…オレ達の・・・」
そして、ユピーを呼び止め、「前世」の記憶があるかどうか質問をする。
「そんなものはない」と答えるユピー。
さらに呼び止めるウェルフィンに、ユピーはキレだす。
しかし、ウェルフィンもミサイルマンを発現させていた。
ウェルフィン「オレを攻撃すれば反撃する」
「いくつか質問する 5秒以内に答えろ」
強気な口調のウェルフィンに、ユピーがキレる。
しかしその顔からは、鼻血が大量にしたたり落ちていた。
王はコムギと対局した部屋で記憶を探っていた。
そして、建物の瓦礫の下から軍儀の駒を見つける。
メルエム「・・・・・・そうだ 余は 誰かと戦っていた・・・!!」
「そして 余はまだ勝っていない その者に 一度も・・・!!」
ズキンという頭痛と共に、鼻からは血が流れていた。
散布を終えたプフは、王の元へ帰る途中信じられないものを目にする。
それは、ユピーの死体だった。
プフは王の下へかけつけ、ユピーが殺されたことを報告し、うろたえる。
王は静かにピトーのことを聞き、ハンターの残党狩りを始動すべく立ち上がる。
勝負をなしにしてこの場を離れたいというプフに、
勝負をやめれば、すべてのことを洗いざらい話してもらうと告げる。
そしてその足元には軍儀のような形が地面に刻まれていた。
動き始めるメルエム。
ピトーを探し、焦るプフ。
もう大丈夫だと言うパーム。
イカルゴはそれがどういう意味か問いただす。
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感想
今回は、いろんな意味で衝撃的な回でした。
まずは、ユピー倒れる!
いかに王にその大部分を献上したとはいえ、
あのユピーがウェルフィンに単純に敗れたとは考えにくい。
これは、ずっと複線が張られていた、咳や鼻血の原因、
つまり、ミニチュアンローズを被爆した原爆症のせいで、
ユピーは死んだのではないでしょうか。
もしそうだとしたら、王も今回、鼻血を出していました。
ネテロの、「貴様は…詰んでいたのだ 初めから」という言葉は、
もしかしたらもっと深い意味があったのかもしれません。
つまりは、単純な爆破の威力で王を殺せなかったとしても、
原爆症でメルエムは死ぬことは決まっているということ。
そして、さらにいえば、王を必ずや助けに来る護衛軍も、
被爆によって道ずれにできるという算段。
まさに、「底知れぬ悪意」。
いくら肉体的に強くても、放射能には勝てません。
このまま王が原爆症で倒れれば、ゴンたちは闘わずに済むかもしれません。
少年漫画でこれをやってしまうとは、おそろしや。
そして、イカルゴやウェルフィンが生きていることを強く確信するほどの、
「強さ」と「賢さ」を持つジャイロは、間違いなく将来、
ボス級の敵となって現れることでしょう。
連載が続けばの話ですがね・・・!
今週から、とうとう休載期間に入ってしまいました。
次号予告が毎回なく、いつ休載期間に入るかドキドキものでしたが、
やはりというか、キメラアント編が片付く前に再びの休載に入ってしまいました。
次に再開されるのは、半年後か、1年後か、はたまた2年後か…。
とりあえず、気長に待ちましょうか・・・。
はぁ。