血液型とか草食系とかおバカキャラとか。
安易なレッテル貼りに危機感を覚える今日このごろ。
昔、ドイツの独裁者が彼の著書でこんなことを書いていました。
「大衆は馬鹿である。
よって、大衆すべてにすみずみまで演説を理解させるためには、
極めて平易な言葉を使わねばならない。」
彼(また、その演説ライター)は極めて簡潔で、わかりやすい言葉で国民を煽り、
戦争に駆り立てることに成功しました。
そしてユダヤ人は「虐殺しなければならない人種」というレッテルを作り、
恐ろしいことに、マスコミを使いその意識を国民に植え付けました。
つまり、「A(ユダヤ人)はB(虐殺しなければならない人種)だ。」
というステレオタイプ的な見方を国民に極めて理解しやすい形で、
洗脳していったのです。
彼の例はあまりに極端ではありますが、
この手法は小泉純一郎元首相の演説にも感じました。
現在のマスコミの煽り方にも通じるところがあるように感じます。
例えば
A(B型)はB(わがまま)だ。
A(草食系男子)はB(女子にたいしてガツガツしていない)だ。
安易な言葉を作り、それを流行にして、商品にする。
見る側としては考える必要がなく、非常に楽であり、
ある意味でそれは、頭を使わないでもよいという、
テレビの特性と、昨今の「おバカになってもだいじょーぶだ」という風潮にマッチした
煽り方なのかもしれませんが、
そういったステレオタイプ的な見方は、
一部の人間にはバカにされているように感じられて、
不愉快だということに、そろそろテレビやネットをはじめとしたマスコミは気づくべき。
いや、おそらく気づいていてやっているのでしょうが。
気付いていても、そういった手法のほうが
数字が取れるし、本が売れるので。
しかし、それではあまりに日本の、
特に20にもならない若者の自ら考える力というものが、
彼ら自身が意図する、意図しないにかかわらず、
低い方へ煽動されていってしまうように感じてしまうのです。
若者には余白の部分が多く、
それだけに安易な情報がその部分に反映され、
流されやすい面があります。
小学校や中学校で、メディアリテラシーについて教えなくてはいけない
時代が来たのかもしれません。