会長と王の闘いは今回、描かれませんでした。
描かれたのはユピーvsナックル、モラウ、メレオロン戦の決着。
ユピーをポットクリンにより、トバす寸前まで来て、
モラウが絶対絶命に陥ってしまう。
モラウの命を見逃せと頼むナックル。
ポットクリンの解除を交換条件として出すユピー。
モラウとメレオロンとしては、
ポットクリンの解除など、ありえない選択。
なぜなら、ポットクリンの30万を超すカウンターの数字は、
ここまでシュートが、ナックルが、モラウが、メレオロンが、キルアが、
命をかけて遂行しようとしてきた任務の結晶だから。
しかし、ナックルはその優しさゆえ、
任務よりボスであるモラウの命を優先する。
これにより、ユピーの打倒が彼らには不可能となってしまう。
任務のことを思えばナックルの選択はあり得ませんが、
ナックルの人柄を思えば、
これは仕方のない選択だったと思います。
しかし、それに対するユピーの行動が、
また意外。
ポットクリンを解除したことで、
ナックルを殺すことによる障害もなくなり、
(ついたままだと、ナックル死後も残る可能性があるため)
王の護衛軍である彼の任務を考えるならば、
モラウ、ナックル、メレオロンを殺さなければならなかったはず。
(メレオロンの能力は危険極まりないはず)
特に、ユピーはまた護衛軍の中でも、
単純な思考の元、動いていた。
ナックルとの、モラウを殺さない約束すらも、
王を守るという至上命題を守ることに比べれば、
取るに足らない約束のはず。
破ってすぐさま、3人を殺すことが、
ある意味、本来護衛軍としてしなければならない選択のはずである。
しかし、ナックル達との戦闘の中で、
強烈に個性が育まれ、
ナックル達を殺さずに王の元へ急ぐという行動に出た。
それは騎士道といった類いに似たものかもしれない。
非常に人間臭い行動である。
他の蟻たちに残る、人間の性質が、
生まれ方は違うが、
ユピーにも発現してきたのかもしれない。
この後、ユピーは王の元へ向かうことになるが、
その先はゴンたちのいるあの塔なのだろうか。
そうなるとピトーとユピー、プフ(一部は会長と王の闘う場所へ)
が一か所に集うこととなる。
1対1でも王と会長の闘いは、
会長の方が分が悪いというのに、
護衛軍まで来てしまったら、
まず勝ち目はない。
まああのプライドの高い王が、
多対1を認めるとも思えませんが。
次週、10週連続掲載第10週目。
最後の1話も、すごく気になる場面で引っ張ってくれること
間違いなさそうですね。