10週連載、第3週目。
先週は、丸々イカルゴのお話で、
まさかこのまま10週、王と会長の闘いが
一度もはじまらずに終わってしまうんじゃないかとの
危惧もありましたが、
今週でイカルゴVSブロウーダのバトルは終わり、
モラウVSプフのバトルも描かれていました。
イカルゴは、師団長であるブロウーダと比べて、
単純な戦闘能力で言えば圧倒的に負けているはずです。
しかし、有利な状況からイカルゴが頭を使い、
ほぼ完封することに成功しました。
こういった、状況+頭を使ったバトルはやはり面白いですね。
結局、イカルゴはそのやさしさゆえに、
ブロウーダにトドメを刺すことができませんでしたが、
私はよかったと思います。
この先、そのやさしさが命取りになる可能性は残りましたが、
そのやさしさがきっと誰かを救う可能性もあるはずです。
そして、モラウVSプフでは、
プフのすり抜け大作戦に気づき、
モラウがスモーキージェイルを解除しました。
単純に考えれば、
足止め時間を稼いだ分、
ここまではモラウが一枚上手だったという感じでしょうか。
しかし、常にプフの燐粉の中にいたわけで、
最後のプフの笑みからも、
何かありそうな感じです。
しかも単純に闘えば、
圧倒的にプフの方が戦闘力は上なわけで。
(まああのモラウが真っ向から闘うわけはありませんが。)
モラウの死亡率が、
スモーキージェイルを発動していた時より、
格段に上がったような不気味さを感じます。
漫画家がよくやる手ですが、
いくら人気や実力のあるキャラクターでも、
次の舞台に引っ張りにくい、
もしくは引っ張っても使い道のないキャラクターは、
その章のどこかで、ドラマを作って殺すことがあります。
私が思う、次の舞台に引っ張りにくい味方キャラクターは、
ナックル、シュート、イカルゴ、モラウ、ノヴ。
つまり、蟻編で出てきたキャラクター達。
このキャラクター達は、蟻編から出しているので、
作者としても切るのはさほど痛くない。
さらに、モラウはすでに師団長を2人も描写つきで負かしている。
蟻編から突然出てきたキャラクターの中でも破格に、
もう充分活躍をさせた後だ。
それだけに、モラウの死相がちらついてならない。
(ついでに言えば、突入前に本調子とは程遠い状態だという独白も、
ある意味死亡フラグのひとつだと取れた。)
それでも、戦闘の巧みさは蟻討伐メンバーの中でも、随一のモラウ。
何かやってくれそうな気もする。
いずれにせよ、次週以降のモラウVSプフの展開が楽しみだ。