昨日ウチの会社から、私達従業員は全員自宅待機、全現場を停止すると社員とパートナー業者さん達に通達がありました。

今朝ある現場に竣工検査に行ったところ、15年付き合ってきた監督さんが開口一番『長い事お世話になりました。もうお会いすることも無いと思います。』と言う。

「やだー、一月じゃないですか、大袈裟な。」と言ったら、『ウチ程度の会社は一月止まったら持ちませんよ。来月再開する時に、ウチの会社はありません。』と言った。

ぞっとしました。これが私たちの業界のリアルな姿です。

スーパーゼネコンや財閥系をトップとするピラミッドの下の末端は日給月給の労働者で、そのちょっと上の中小企業が私たちのパートナー。一月止まったなら潰れる可能性がある会社が何社もあったのです。監督さんは職人さん達にブチ切れられたと言っていました。みんな必死です。当たり前だよね。

仕事をしている途中で、全社員にラインワークスで再度通達がありました。
平たく言うと、“現場止めるの、やっぱやめますぅ。”って内容でした。_(┐「ε:)_
監督は胸を撫で下ろし、関係者に電話しまくってました。

私思うに、このようなパートナー業者さん達の反応から、一月後に業務を再開するときにウチの会社の仕事を受けていただける会社がなくなってしまう危機感から会社が判断を翻したのでは無いかと思います。


さて、それは良かったのですが現場を回すとなるとやはり私たち社員が仕込まないと回りません。悲しいかなテレワークするような環境は全く構築されておらず、出来るだけ家から出ないでください、現場は回してください。と言う訳の分からない無理ゲーを明日からやる事になります。

まあ、元々が、ブラック企業だったからな。想定内です。

そんな訳で、明日からも私たち特攻隊員は通常運行です。新規現場に下見に行ってきます。
でもまあそれも、仲間達を守る為ならばまあいいかと思えます。( ̄▽ ̄)