大相撲秋場所が始まり、2日目を終えて休場者がさらに増える事態となりました。
しかも、人気力士の大関・高安関と平幕の宇良関の2人が膝を負傷し休場。]
初日から3横綱が一斉に休場するという異例の事態で始まった秋場所で、優勝の行方が気になる場所となりそうでしたがますます誰が優勝するのか分からない展開になりました。
昨日、テレビ観戦していると応援している休場・手術明けの遠藤関が何とか1勝を挙げ喜んでいました。
その後、人気力士の宇良関と貴景勝関との取り組みが始まりました。
宇良関と貴景勝関は年の差は4歳差ですが、地元が関西で出稽古で顔をよく合わせていたそうです。宇良関は貴景勝関には分が悪く、今まで7回中1回しか勝つことが出来ていません。
今回はどうなるか見ていると、貴景勝関の勢いが圧倒的で土俵際で粘った宇良関の膝の力が抜け、倒れるようにして負けてしまいました。
その後、自力で土俵に上がることが出来ず車椅子で運ばれていきました。
天を仰ぐようにして痛みを堪えながら車椅子に乗って下がっていく宇良関の表情がとても切なかったです。
そして、しばらくして次は高安関と玉鷲関との取り組み。
高安関は玉鷲関を苦手としているのかここ1年ほどは玉鷲関の連勝中。
昨日も玉鷲関が押し込み高安関が土俵を割ったのですが、玉鷲関も足をねじってしまい足を浮かすようにして下がってきました。
土俵下に落ちた高安関も何とか上ってきたものの足の様子がおかしいのです。
2人とも右足を浮かせながら土俵に下りるという事態に。
その後、高安関は何とか歩き出したもののやはり無理だったようで車椅子で引き下がっていきました。
1日に2人も車椅子で運ばれるというのはすごく珍しいことで驚きました。
唯一出場している横綱の日馬富士関は危なげない相撲で2勝していますが、大関・照ノ富士関は2敗。三役の御嶽海関・嘉風関も2敗と調子が上がりません。
まだまだ序盤なので何があるか分かりませんが、誰が優勝するのか今から楽しみになってきました。
