ケータイが故障して不都合だった先週。
機種変更が済んで、今は快適な日々。
今日はお昼に仕事から帰るとご飯が炊ける匂いがして、気づいた瞬間、なんとも言えない嬉しさみたいなものが湧いた。
「誰が炊いてくれたの?」
と、聞いたら娘が
「これからオムライス作るの」
と、返事をしてくれた。
しばらく待っていると、オムライスができて配膳までしてくれて子供たちと4人で食べた。
また、午後仕事に出かけて数時間後に家へ帰ると、息子と娘が私の部屋に来て
「夕飯作っていい?」
と、聞いてきた。
ありがたい話だ。
私は部屋でのんびり過ごしていたら
「出来たよー」
と、声がする。今度はカレーとなめこ汁。
これは4人で配膳して、食べた。
食後は娘がお皿洗い、私がお皿拭き。片付けまであっという間に終わった。
疲れていたけど元気になった。なんか嬉しいなぁ。
そんな中、今日のメインは上履き洗い。
春休みで家に持ち帰ってきた上履きを、いつもなら私が3人分洗うところを今回は子供たち自身にやってもらおう!
という、母の企み。
一人ずつ、洗い方を教えた。
靴洗いブラシの使い方、使う洗剤、キレイするポイント、水ですすいだあとの洗濯脱水のやり方、干し方。
これを3回繰り返すのは手間だけど、教えれば出来るようになるのだから、淡々とやる。
自分の上履きを洗いながら
「キレイになった〜✨」
と喜んでいた。
よしっ!
出来ることがまた増えた。
これから自分の靴は、自分で洗おう。
子供の最終目標は、「自立させること」と聞いてから、そのために何が必要だろうかと考えるようになった。
10歳を過ぎたら、自分のことが自分でまかなえるように教えていこうと決めて、チャンスがあればやっている。
(これは、もしかしたら世間では当たり前なのかもしれないけど‥)
私は親に教えてもらう機会が少なくて、まず教えてもらうという習慣がなかったし、何をするにも手本がなくて困っていた記憶がある。手探りでやってみたり、調べて試したり、何をするにも遠回りだったと思う。
それを反面教師として、私にできることをしたい。
一つ一つ生活の術を身に付けて、実践していく子供たちの姿が今の私の励みになっている。
子供たちは出来ることが増えて得意げにやって見せてくれる。
そういうところが面白い。