今日12月24日はクリスマスイブですが、
今から44年前に蒸気機関車の最終列車が走った日でもあります。
場所は北海道の夕張線でした。
夕張炭鉱からの石炭満載の貨物列車牽引が最後の任でした。
↓三年前に書いた記事です。
(なんとなくリブログ)
最終日には4両のD51が運用されました。
241、465、603、1086号機でした。
彼ら4両は記念の機関車としてそれぞれ保存が決まっていましたが、
保存地へ移送されるのを待っていたある日、
木造車庫に火災が起こり、その4両を始め数両の機関車達が車庫もろとも焼け落ちてしまったのです。
かろうじて奇跡的に残った一両がコチラ↓
603号機の前頭部分だけが炎上を免れ、とある会社に引き取られて、今は京都の嵯峨嵐山駅に隣接する「19世紀ホール」に保存されています。
前頭部だけではありますが、間違いなく44年前の今日、蒸気機関車の最後の日に石炭貨物を牽いた機関車がそこにあります。
お近くにお寄りの際は、ぜひお立ち寄りください。
何らか声を掛けてあげてもらえるとさらに嬉しいです。