距離が近すぎると地球の重力の影響を受ける。

その影響外まで離れるには相当のパワーが必要。
だからロケットを打ち上げるときにはブースター(離れるための別のエンジン)が必要。

離れてしまえば重力の影響も小さくなり、
全体が見えて地球の美しさを感じたりもできたりする。
 
 
親子関係もこれに同じ。

親の重力から離れるには本体とは別にブースターが必要。

反抗という名のブースター。
自己主張という名のブースター。

もちろん、親が重力を弱める(本人の個を認める)という場合もあるし、
親の重力がそもそも小さい(親が自分の人生を十分楽しんでる)場合もある。

ブースターの強弱は、その親の重力の強弱に比例するけど、
強い場合はそれに応じたパワー(反抗とか)がいる。

そのパワーが無ければ離れられない。

離れられないから全体像が見えないし、
美しさも感じられない。

その意味での反抗は大いに「あり」!

離れるための「嫌う」というブースター。

あくまで「ブースター」だから、
離れてしまえば勝手に外れていく。

ブースターは本体(自分)とは別のもの。


離れて一定の距離ができて、
ブースターが外れると、

たぶん、
地球みたいな綺麗な星が見えてくる。
自分が生まれた星が見えてくる。

近すぎて見えなかったものが見えてくる。
  
そんな感じなんだろうなと思う。
 
 
だから、
 
親から離れてイイ
親を嫌ってイイ
反抗してイイ
自己主張してイイ

地球を見るためにそれをやるんだ。