人吉鉄映会です。
今回の懐かしシリーズはこれを懐かしといっていいのか、平成時代の写真です。しかし、すでに無くなってしまった車両なので「懐かし」ということでお送りします。
紹介する車両はくま川鉄道(旧国鉄 湯前線 平成元年4月26日に第3セクターとして設立)で運行していたKT-100形とKT-200形です。この車両は開業時から導入された車両でKT-100形は4台(KT-101~104)、KT-200形は3台(KT201~203)運行していました。
まずはお姿から
先頭はKT-104 人吉温泉駅
KT-202 東免田 H11 9月 19日
イメージ的はキハ31系の感じですね。
え?KT-100形と200形の違いが分からない?
それはそうでしょう。 基本外見は同じで、違いは内装だけです。
KT-100内装 車両導入時 平成元年
KT-100形は通常仕様の座席です。トイレはついていません。
KT-200内装 導入時撮影 平成元年
ロングシートです。トイレ付
これらの2タイプの車両をうまく使いこなして運用されていました。
この車両はくま川鉄道営業当初の1989年からKUMA-1・KUMA-2に改造されたKT-103・KT-203を除き、2014年に運用を終了しました。現在くま川鉄道はKT-500形の田園シンフォニーという、水戸岡デザインの車両になっています。
ではKT-100・200の雄姿を
くま川鉄道開通後に開業したおかどめ幸福駅にて 平成18年 9月
人吉温泉駅にて 平成4年
人吉・球磨の冬の風物詩「朝霧」の中を走る 平成8年11月
雪の中を走る 平成11年2月
先頭は旧国鉄譲渡キハ31-20のKT-31形
黒の車両はKT-103・203改造のKUMA1、KUMA2
つい最近のような感じでしたが、すでに過去になっちゃっていたんですね。
人吉・球磨の大事な足、くま川鉄道、経営も厳しいかとは思いますが、頑張って運行し続けてね。
次回もお楽しみに
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