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1974年の北海道には、かなりのSLが残っていた。
高1の一番の思い出は1週間の北海道SL撮影旅行である。

これは室蘭本線SL撮影の名所である
栗山~栗丘間で撮影したD51320。
勾配を下って来たので、煙は吹かしていない。
このあたりの貨物列車は、石炭列車で、かなりの両数の貨車を牽引していた。

で、なぜ、このD51320の画像をアップしたかというと
おそらく一番いい状態で保存されている幸運な機関車だからである。

室蘭本線を中心にしたSLを運用していた追分機関区では
製造後、最初の配属から一度も転属した事がなく
日本で一番最後に営業用蒸気機関車として貨物列車を引いた機関車D51241を
整備して保存予定であった。

ところが、SLの火が消えてからしばらくした
1976年4月13日に火災が発生し、D51241を含む保存予定であった多くの蒸気機関車が廃車となった。
320号機は保存対象機関車になっていなかったが火災をまぬがれ、
その後、241号機にかわり追分機関区職員の努力で整備され、
現在でも「追分町鉄道記念館」に保存されている。

火を入れれば、いつでも稼動できるベストコンデションで保存されている。

昨年暮れ動態保存機D51498号機がボイラ-の空焚きで、ボイラ-に致命的な
ダメ-ジを受けている今、是非、北海道型D51として復活してもらいたいと思っている。