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なんと成田でフェデックス機着陸時の航空機事故。
しかも前回ブログでちょっと書いたDC-10の後継機種MD-11。
朝のTVを見ていたら、元パイロットがこんなことをいった。
”DC-10は横転事故が多いようです”と

私も頭に浮かんだ事故があった。
”ユナイテッド航空232便不時着事故”で検索するとでてきますが
この事故のことです。

どんな事故かというと

第2エンジンのブレ-ドは吹き飛んで3系統の油圧操縦系統の全てを破断して
操縦不能になった。使えるのは第1&第3エンジンのみ。
主翼の左右2基のエンジンの出力の強弱で操縦するしかない状況になってしまった。

まさにJAL123便と同じ状況。ただこのときはJAL機とちがって
垂直尾翼脱落のような、ダメージが無かったため安定した飛行をする為の機体形状は
維持されていた。

そこに、なんとこのJAL123便事故の教訓から油圧系統が全滅した場合の操縦方法を研究し
シミュレータにより訓練していたDC-10の機長(DC-10教官)が非番で便乗し
この機長の神懸かりなスロットルレバ-の操作で緊急着陸をし
乗員乗客296人中185人が生存した事故です。

右旋回しかできないDC-10を巧みにあやつりかなりの精度で着陸侵入し
あと一歩というとこで、右主翼が滑走路にあたり横転してしまった。
ちょっと機種をあげ速度を落とそうしたときにバランスをくづしたそうです。
結果的に横転して機体がバラバラになったことが多くの生存者をもたらしたそうですが。

http://www.youtube.com/watch?v=CQKEKi3eRQc&feature=related
このYoutubeにCGをまじえてそれが描かれています。

http://video.google.com/videoplay?docid=5213018608655473877
これはまさにそのときの実写ですが、
成田はウインドシア-が原因らしいですが、なんか似ているような・・・・・