ロマンを大切にする理想主義?それとも現実主義?


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頭の中ではロマンを大切する理想主義、しかし実際の行動は現実主義、というのがベストなのかもしれませんがね・・・・・・。

さて、「人権」「平和主義」という理想主義を金科玉条とし、「安全保障」というリアルそのものの話題から目を背け続け、今や一般の若いネット層から「パヨク」と蔑まされている左派の人たちですが、自国日本の人的資源の損耗(すなわち日本国民の人権の侵害そのもの)についてはなぜか鈍感ですよね。阪神大震災然り、東日本大震災然り、そして、つい先日起きた安倍総理のイラン訪問の際に起きたペルシャ湾におけるテロ事件に対する反応然り。

しかし、これは何も日本の左派の特徴、と言うわけではないんですね。というより、世界の左派共通の特徴なんです。自国の人的資源の損耗に対する鈍感さは。

左派そのものといえる旧ソ連や中国共産党政権、あるいは北朝鮮やカンボジアのポルポト政権はもちろんのこと、その左派から右派を非難する際に用いられるナチスドイツも自国民(ユダヤ人)の虐殺、すなわち自国の人的資源の浪費を行っていましたから。え、ナチスドイツは右派じゃないかって?いやだなぁ~、ナチスドイツの正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」といって「社会主義」の名前が入っている以上、右派を装った左派の政権ですよ。実際やっていることは社会主義そのものですからねぇ・・・・・・、一党独裁体制を取って秘密警察(ゲシュタポ)とか党の軍隊(武装親衛隊)とか設置していましたし、国が音頭を取って車やラジオを低価格で販売していましたからね・・・・・・。

こういった自国民の人的資源の浪費は人口が増加傾向にあるうちはいいんですよ。しかし、都市化、すなわちセックス以外の娯楽が多様化することによって出生率が頭打ちになり、人口が減少して高齢化社会が進んでいく現代においては人的資源の浪費は労働力の激減につながり、結局は国そのものが立ち行かなくなって崩壊していきますからね・・・・・・。そういう意味においてはもう「自国の国民の命や人権なんぞナンボのモンじゃい」という左派に政権や社会を委ねること自体ナンセンスになっていくんですね。

だからこそ、安倍総理(というより安倍自民党総裁)ではありませんが2009年9月から2012年12月まで政権を担っていた左派政権である民主党政権の悪夢は忘れるべきでないのです。現代日本の政治における「現実主義」を追求しようとするならば。