主に自民党総裁選について | 仮定でその経験

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いずれも自分の言葉で


まずは、松下郵政金融担当相が亡くなられたとの報道を先程確認しました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
さて、谷椛麹ルが次期総裁選出馬を見送るとの報道がありました。
一応、今後の撤回もあり得ないとは言い切れませんが、普通に考えて可能性は低いでしょう。
会社の昼休み中にニュースを見て、最初は目を疑いました。
率直に言って残念だという気持ちが強く、午後はあまり仕事に手がつけられませんでした。
政治絡みのニュースでこんなことは、故中川昭一氏が財務大臣を辞任して以来のことです。
自民党の総裁選に、部外者である我々があれこれ口を挟み過ぎるのは良くないのかも知れませんが、それでも谷鰍ウんに総理になって欲しかったというのは正直な気持ちです。
特に、ここ3年で積み上がった諸問題を解決するための苧ヘと事務遂行能力、そしてリシップを併せ持った候補者は、今回の総裁選の顔触れの中では谷鰍ウんぐらいしかいないのではないかというのが個人的な印象でした。
なので、谷鰍ウんが不利そうであるように見えるというだけでも、ちょっと危機感を抱いていたのですがまさか、ここで自ら降りるとは思いませんでした。
ただ、色々考えてみて、まずはこれまで総裁として実績を重ねてきたこと、火中の栗を拾い、野党でありながら政治を引っ張るための努力をしてきたことを感謝するとともに、今回の決断についても尊重しようと思います。
個人的な評価などを綴るのは、もう少しして辞任してからにしようとは思いますが。
思い返せば、前触れはあったのかも知れません。
元々、野党になった時に総裁選に名乗り出た時唐ナ、捨て石になることは覚悟の上だったのかも知れませんし、ここ最近の報道を思い返しても、微かながら前兆はあったとも言えます。
出馬表明の見送りのニュースもありましたしね。
実は、森元総理が谷鰍ウんへの批判を始めた時にとうとう耄碌したかなどと思ってしまったのですが、もしかしたら森さんはこうなることを知っていた可能性もあります相変わらずこの人は底が読めない。
いや、我々の買い被りの可能性は多分にあるのですが、少なくともちょっと前まで谷鰍ウんを評価し、支持してきた森さんのことを考えると、あの掌返しは不自然ではあるんですよね。
谷椛麹ルについてはまた後で書くとして、総裁選について序でに民主党の代表選について少し触れておきます。
現在、自民党総裁選は石原伸晃さん、町村信孝さん、石破茂さん、安倍晋三さん、林芳正さんの5人が出馬の見通しとなっています実は、前回の総裁選の立候補者が誰一人として出ないという状況。
石原さんは、執行部からの出馬が批判されていますが、谷椛麹ルの出馬見送りによって、今の執行部を背負って出ることになってしまいました。
個人的に、これまでの言動から考えて、それだけの責任を追うことができるとは考えにくいと思いますあの総選挙の後で総裁になる覚悟を決めた谷鰍ウんと比較したら見劣りするのは仕方ないのですが、それでも石原さんは谷鰍ウんと比較されるのが当然だと思います。
町村さん、石破さんについては、我々は総理向きではないと思っているので、何とも言い難いところです。
町村さんについては、前回の総裁選に出なかったことについては仕方ありません。
あの時唐ナ、彼は比例復活組ですから、出たくても出られなかった可能性はかなり僅かですがあり得ます。
その後、あえて議員を辞めて補欠選挙で勝利を掴んだ以上、総裁選に出馬する資格という意味では石破さんよりも正当性があると思います補選に出馬したこと自体、今回の総裁選に出るための布石ですからね。
ただ、この人って基本的に選挙区でもあまり人気が無い上、実務能力は高くても纏め役とかに向いた性格とは思えないんですよね。
この辺、過去の総裁に見劣りしてしまいます。
いや、実務や理髄浮ネどの面だけなら非常に優秀だとは分かっているんですが。
一方、石破さんは前回の総裁選で出ていたなら、まだ出馬に対しても理解できるのですが、この人は出戻りの上、人事が不得手、味方を背中から撃つところもあり、色々と総理の器からは程遠い人です。
因みに、石破さんも実務能力の高さについては指折りだとは思いますただ、防衛大臣とかをやらせると趣味に走り過ぎるという欠唐烽烽閧ワすが。
安倍元総理はいずれ返り咲くということを否定する心算はありません。
最近の言動はやや不安定なところもあり、こんな調子だったら総理になるのはやめてもらった方が良いんじゃないかと思うこともありますがもっとも、これは安倍元総理自身が悪いというレベルの話じゃなく、国民総出で彼が総理の頃に虐め抜いたからという原因があるので、実際に総理になった時のことを思い返せば、立場を弁えて自制できる人でした。
ただ、今はまだ出るべきではないでしょう。
正直、安倍さん自身と言うよりも、安倍さんの出馬を焚きつけているのが議員なのかそうでないのかも分かりませんが誰かが気になります。
麻生元総理なんか、安倍さんにはかなり近い立場であるにも関わらず、出馬を見送るように忠告したという報道もありますして言うか、為公会の例会の挨拶でも、谷鰍ウん始め執行部への批判を牽制することを述べているぐらいです。
最後に林さんについてはまあ、今回は顔見せでしょうからとやかく言いません。
衆議院への鞍替えもせずに総理になる訳にもいかないでしょうから、色々と難題があるんですけど、恐らく林さんについてはそれこそ自民党支持層や、それに近い我々のような立場の人達ですら名前を知らないということもあるでしょうから、ここで出馬するのは悪くはありません因みに、菅さんが財務大臣やってた時に乗数効果の質疑をして話題になった人です。
まあ、この件では林さんではなく菅元財務大臣が話題になったんですが。
個人的に、自民党の若手の中でもかなり期待できる内の一人だと思いますし、今の時唐ナ総理の器でなくとも、今後の成長を見守りたいと思います。
しばしば攻撃的に過ぎる参議院自民において、割と自制を利かせた討sうことができ、また政策ついても強い稀有な人材ですし、政治とは関係ありませんがピアや歌が巧く、議員バンドのギインズの主要メンバーというユニークな面もあるので、よく知らないって人は調べてみても良いかも知れません。
それぞれの候補者についてはこんなところ。
正直、誰にやってほしいかというのは言いにくい感じです。
まあ、本命は町村さんあたりでしょうか彼が良いと言うより、自民党内の意見を総合すると、町村さんが一番勝てそうだというだけです。
次唐ヘ石原さんでしょうか。
ただ、この中で安倍元総理と並んでマスコミに嫌われそうというだけでも、政権奪回後に厳しい選択を迫られそうです。
一方の民主党代表選は無難に野田総理の再選で固まるなら、それはそれで良いのかな、と思います。
今のところ、民主党政権によって実現すると想定された政治情勢の悪化と混乱について言えば、彼がかなりマシな総理であることは事実です。
少なくとも、赤松元柏蜷bとかに総理をやってもらうより遥かに良い訳で。
うん、大して書くことが無いですね。
さて、谷鰍ウんの方に話を戻しますが元々、自民党の総裁は連続では2期までしかできないということになっていたと思います。
なので、ここで谷鰍ウんが再選されても、総裁である期間は長くて3年です。
総選挙が伸びて1年後に衆参同時選挙になった場合、総理に就任できる期間は最長で僅か2年となるため、そういう意味では谷鰍ウんが総裁選出馬を見送り、今後の様子を見て再起を図るのも谷叶ュ権が生まれた暁には、その長期化を望むのであれば悪いとは言えません。
推測を交えて書くなら、谷鰍ウんは総裁選の立候補者が増えてきて、自身の不利を悟ったかなり早い段階で、出馬の見送りを将来の再起も想定して考え始めた可能性はあるでしょう。
推薦人を集めていたのは、まだどちらにするか決めかねていた面もあり得ますし、現時唐ナ推薦人をどれだけ集められるかを試したのかも知れません。
森元総理は、谷鰍ウんの考えを予め知っていて、あえて批判的な意見を流した可能性もありますし、或いはそれを仕向けるために支援をしないことを表明したのかも知れません。
この人が何も考えずにあのような発言をするのは、今となっては考えにくい気がします。
民主党代表選で野田さんが再選された場合、僅かながら近い内に総選挙という流れがあり得ます。
ただ、どちらかと言えば衆参同時選挙の可能性の方が濃厚です。
この唐ついては、やや自民党にとって有利です。
しかし、一応、野田総理についてはかなりマシな部類と認めてはいるのですが韓国人 恋人、ここ1年足らずの間を思い返しても、既に民主党政権は、自民党に政権が戻った際に野党の立場で攻撃する材料を大量に振り撒いています。
日本国民は、新たに国政に進出するであろう維新などと共にそれに乗っかるでしょう。
これは既定路線に思えます。
さて、今のところの5人の自民党総裁候補者の誰を取ってみても、谷鰍ウん以上にその状況を凌げる人は見当たりません。
これは、谷鰍ウんのここ3年の奮闘からも、ほぼ明らかだと言えるでしょう多分、歴代の自民党総裁の中でも、我々の目から見て就任時からの評価が最も上がったのは谷鰍ウんで間違いありません。
一番好きな総裁ではないにせよ、初期の評価は完全に覆っています。
もし、谷鰍ウんが総理になれば、民主党や維新、マスコミからの引いては日本の有権者からの攻撃に耐え、ある程度の立て直しを図れると思います。
ただし、ここでネックになるのが残りの任期の短さです。
彼は、衆参同時選挙なら2年、即解散でも3年しか総理ができません。
後者の場合、1年後の参議院選挙でねじれ国会になる可能性が高いので確実に、日本国民の大多数は民主党政権による様々な問題を、悉く谷且ゥ民のせいにするでしょう、実質1年しか国会が機能しない可能性があります。
いずれにせよ、与えられた時間はかなり短いものとなりそうです。
一方、谷鰍ウん以外が総裁になった場合、まず即時解散は遠のきます。
何故なら、新たな自民党総裁は谷釜H線との違いを見せるためにも、より一層民主党への攻撃を強めるでしょうし、野田総理或いは別の新総理は解散の約束は谷椛麹ルとのものなどと詭弁を弄して解散から逃げる可能性が高くなるからですそういう意味では、割と話が通じそうな鹿野さんが新たな総理になるのは、今は遠慮したいところです。
素直に解散して、むしろ来年のねじれリスクが上がってしまうかも知れません。
よって、衆参同時選挙後、3年間は議席数に関して言うなら安定した政権が望めます。
ただ、自民党単独とは言わないまでも、公明党との連立で過半数が取れるか後はせいぜい立ち上がれ日本ぐらいですけど、新総理を背中から撃つような莫迦が自民党内に現れないかというのが心配ではあります。
あと1年の間に維新が馬脚を表して自滅してくれればいいのですが。
ただ、ここまでが巧く行っても総選挙から3年後つまり、今から4年後のねじれ国会のリスクは依然として存在します。
この期間に、日本の有権者が自分自身の選択についてつまり、平成19年参議院選挙と平成21年衆議院選挙で民主党政権を生み出したという歴史的事実について改めて考えるだけの知性を育む余地があるかどうかという問題です。
現状、我々はこの唐ついてかなり絶望的な見解です。
最悪のケースとして、ここで維新または、それと同質の新党の躍進という可能性を想定すべきでしょう。
今、谷鰍ウんが総裁にならないなら、彼が総理になれるのは、この4年後のねじれを更に乗り越えた後ということを想定せねばなりません。
率直に言って、かなり厳しいと言わざるを得ませんが希望は捨てないようにしたいものです因みに谷椛麹ルは現在67歳。
いや、まあ、今後谷鰍ウんが耄碌したら全面撤回ですけどね、この辺り。
あんまり纏まっていませんがこの辺で。
いずれは谷椛麹ルが、総理と呼ばれる日が来て欲しいものです。