俺の出身高校の偏差値は60台なんだよね。
一応、地元で一番と言われている高校なんだけど、それでも偏差値は60台なんだ。
それくらい田舎
まさに、井の中の蛙
その後、紆余曲折の果てに30歳で公認会計士試験に合格して監査法人に入所した。
そこで、人生ではじめて、高校偏差値70台の新人類たちと相まみえることになったんだ
そのまま高卒として人生を歩んでいたら、決して巡り逢うことなんてなかったんだろうけど…
気付いたことは、偏差値70台の高校を出ている新人類たちは、ひと味違うということ
何が違うかというと、ズバリ
「理解力」
まさに1を聞いて100を知る、1,000を知るくらいの情報処理能力があるんだ。
もうね…
高校偏差値60台と70台との間には、どう足掻いても埋め切れないくらいの分厚い壁があるんだ。
たとえば…
4Gと5G。
スマホとガラケー。
『ターミネーター2』のシュワルツネッガーと液体金属の新型ターミネーター。
それくらい違う
具体的に、大手・中小監査法人内で、これまでに出会った高校偏差値70台の人たちを具体的に上げると、下記のとおり。
県立千葉高校(偏差値74):3人
早稲田実業(偏差値76):1人
麻布高校(偏差値76):1人
東海高校(偏差値73):3人
滝高校(偏差値72):2人
岐阜高校(偏差値72):1人
智弁和歌山(偏差値74):1人
桃山学院高校(偏差値73):1人
この人たち、半端なく優秀なんだ
監査法人の中でもポテンシャルの格差は歴然としているんだ
これに気付くきっかけになったのは、現在勤務している監査法人の創業パートナーが、求職者の採否を検討する際に、その人の出身高校を気にしているのを目の当たりにしたからだ。
さらに、そのパートナーが所属職員の出身高校を頻繁に聞いているのを目の当たりにしたし、おれも聞かれた。
そこで、ふと...
「数々の労働者を採用してきた創業パートナーが、出身高校を気にするのは何かあるのか」
と思って、自分の周りを見渡したときに「高校の偏差値と地頭の良さ」の関係という結論にたどり着いたんだ。
その創業パートナーになぜ出身高校を気にするのかを聞いていないからわからないけど、自分なりに行きついた結論としては、この記事の通りなんだ。
最後に、上記の高偏差値高校出身者はすべからく皆、育ちが良く、穏やかな性格の持ち主であるということ。