

履き慣れない黒い靴をカッカッと颯爽と歩いていた
つもりが・・・
滑って着地失敗
場所は違うがいつも転ぶ駅だ
この駅は私に足を留めて欲しいらしい
分かってる
この駅よほど
私が好きなのだな←オイ!
等と思いながら破れた黒いストッキングを
トイレで穿き替えた
余裕を持って行動する方なので式には
十分間に合った
昨日
お手伝いヘルパーをしていた友人の告別式だった
看取ったのは私ひとり
誰も居ないより
良かったね
あーあ
私は病人仲間皆の分まで
ひとりで長生き頑張らなきゃいけなくなったよ
狡いではないか
これで友人の
いつ終りになるか分からない位の一人お喋りの
・・・終止符
【人間三百六十五日
何の心配も無い日が
一日 いや半日あったら
それは仕合せな人間です】
太宰治










