

良い子の みんな~
元来クリスマスはプレゼントを貰う日じゃないよ
イエスキリストの誕生日を祝う日だよ
イエスキリストの誕生日だけど 実際は日付が定かではなく
四世紀中頃ローマ帝国での旧来宗教の祭日の12月25日と定めたらしい
ご存知の方も居らっしゃると思うけど
サンタ・クロースは本当の名前はセント・ニコラウス
このニコラウスさんは昔々のトルコの司教さんだった
ある時彼は貧しい家庭を見かねて煙突からコインを投げ入れた
丁度 暖炉のところに干してあった靴下の中にコインが入った
それが靴下を吊るしてプレゼントを待つ由来になったらしい
このニコラウス司教さんは 死後聖人に認定されて
その善行と呼び名がサンタクロースの基になったという訳
トナカイ8頭立てのソリに乗って・・・
という今のスタイルを確立したのはアメリカ文化だって
長い母の在宅闘病生活の中では
当然 時々の入院もあった
丁度クリスマスイヴの日にもあった訳で
その晩
いつもの様に消灯まで居た姉と私は
病院のベッドの頭の柵にプレゼントを母が見付け易く下げて帰った
明朝 病棟に入ると
そのプレゼントはグチャっとなって
手付かずでテレビの後にあった
後で看護師さんに
『ここに下げたら邪魔になって困ります』
怒られた
そりゃそうだったね
でも ちょっと悲しかった
クリスマス前後だったと思う
東京にも珍しく大雪が降った
やはり消灯まで病院に居た私達は
バスがとっくに無いのは知っていたからタクシーで帰ろうとした
しかし大雪の為いくら待っても一台も来やしない
諦めて最寄りの駅まで30分も歩けば着くだろうと歩き出した
なんせ雪道を歩く事など滅多にない
ましてズボズボっと長靴なんて履いてない足が歩行を鈍らせた
行けども行けども駅は遠い
景色は吹雪いて白くてあまりみえない
姉と腕をくみピタッとくっついて
無言で歩く
人っこ一人 車一台通らない
と その時
車のライトが目に入った
停車して何かをしているタクシーの運転手さんが居た
本当はもうあがろうとしていたらしい
頼み込んだ
電車も止まっているらしかった
ちょっと躊躇った感じはあったが快く乗せて下さった
お兄さんが天使に見えた
帰宅したのは とっくに0時を回っていた
そんな
いつかのメリークリスマスを思い出した
今夜は
クリスマスイヴ
健やかなる方も
病める方も
どうかみなさんが
穏やかな優しい夜を迎えることができますよう
お祈り申し上げます
メリークリスマス☆