週ごとに秋が深まっていく
今朝は、とうとう最低気温が一桁まで下がった

昨夜、歯磨きの際にお湯を使った
今朝もお湯で顔を洗った

 

まだ10月なのに、ガス代が...

と思いつつ、ふと顔を上げた

私が私に優しい
ありがとう

と鏡のなかの私にお礼を言った


少しくらい布団が寒くても我慢する
少しくらい手足が冷たくても我慢する
少しくらいお腹が痛くても我慢する

我慢する  

とにかく我慢する

それは子どもの頃からの私の癖

ずっと我慢し続けていると

それが普通になって
いつしか気にならなくなる

けれど、それは
「自分を蔑ろにしている」 ということには気づかない

「自分を大切にする」 なんて意識が無かった



いくら寒いと言っても、まだ10月だし
毛布を出すのは早いよなぁ

そう思いつつも
明日の朝はもっと冷えると知って
クローゼットの前で腕組みをした



そのまま半日考えて

NETでいろいろ物色し
いつか買おうと思っていた「毛布みたいな掛け布団カバー」 の購入を決めた

もともと明日は出掛ける予定だったし、ついでにお店に行こう


いや待て
明日の朝が冷えるのなら、明日お店に行っていては間に合わない
 

まぁ、あと一晩くらいは我慢して.....
いやいや、今朝でも既に足が冷たかったのに?
 

うーん...
 

と再び考えて、えいや!と身支度を整えた

いろいろ考えてないで、買いに行ってしまおう!

いつものパターンなら

絶対にグズグズして出掛けないのに
この瞬発力は何だ? どうした?私

結果的に、お店の在庫は残り2つで
3つのカラバリのうち、1色しか残っていなかった

明日だったら、寒さに慌てた人が買いに来て

全色完売していたかも知れない

あー、良かった
なんか達成感味わっちゃったなー

と、帰りの車の中でニヤついていて
ふと気づいた

そうか...
「達成感」か

昨日、これからは、漫然と過ごすのをやめて
小さなことでも達成感を味わおうと決めた

今日の瞬発力は、そういうことか...

「ありがとう」
思わず呟いた

凄いね
ちゃんと出来たね

 

「伊達の薄着をしてないで、ちゃんと着なさい!

 あんたは、すぐ風邪をひくんだから!」

 

よく母に叱られた

 

「あんたも、もういい歳なんだから

 自分の身体は自分でちゃんと労わりなさい」

 

いまも母の声が聴こえるようだ

 

 

雨あがりの空を見上げて
ふふふ...と笑った