臍帯血移植後4年の状況 | CBFβ-MYH11 のブログ

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白血病の中でCBFβ/MYH11(染色体16番逆位または16;16転座)を有する型
(FAB分類で M4Eoとされるもの)に関するブログです。(FLT3, Kit変異なし)
移植後の生活やこの病気の情報に関するブログにしたいと思います。

移植後4年が経った今の状況を書いていきたいと思います。

※既に様々な面で回復してきていることもあり、昨年から変化がないものも多いです。

※昨年からの比較ではなく、移植後からの変化になります。


 髪:薄いのは治ったものの、髪が細く、天パーは気づいたら消えてストレートになりました。

   なぜか白髪もなくなりました。

   ただ髪質は変わらず柔らかいままです。


 目:乾燥している時もありますが、日常生活に支障はありません。

 鼻:恐らくですが、移植によって血液に変化があり、花粉症の症状はほぼ出なくなりました。
   風邪をひくと、副鼻腔炎になることが多くなりました。

 口:味覚も戻り、ほぼ不自由なしです。

   ただし、仕事などで過度に疲れている時は、口内が熱くなる症状が出ます。

   ※移植前にはなかったものです。

 吐き気:今は全くないです。

 皮膚:引き続きかなり弱く、疲れや保湿を怠った時などは、すぐに赤くなったりヒビ割れをします。

    (iPhoneの指紋認証が使えなくなることがよくあります)

    皮膚が硬くなったり、関節を曲げづらくなったりすることはありません。

    夕方~夜になると全身がランダムで痒くなる症状が出始め、毎日花粉症の薬を飲んでいます。

 

 指:皮膚の問題で荒れていることが多いですが、毎日出来るだけケアをして、そこそこの状態を維持しています。

   
 爪:薄いので何かとトラブルになりますが、見た目は戻りました。

 骨密度:毎日のエディロールというビタミンDの服薬で、平均近くまで戻りました!

      移植後4年で飲むのを辞めることになりました。

 首:長年の入院生活で痛めてしまったものを治すべく、整体に通い、少しずつ戻りました。

   寝ながらPC、寝ながらタブレットは自分の首には負荷が高いようで、最近は自重しています。

 体温:毎朝ほぼ36.5℃で安定しています。

 風邪:感染すると3週間ぐらい不調が続きますが、コロナウイルスによる自粛生活もあり、しばらくは風邪をひいていません。

 体力:(コロナ前は)ジムに通うようになり、持久系のランニングなどはできない(暑さでバテる)のですが、

    筋肉を鍛えるマシンはよくやって、普通のちょっと運動する人、ぐらいの体型にはなりました。

    移植後5年目までに、体力がどの程度戻るのか負荷をかけて試してみようと思います。

 体調:温度の変化に弱く、疲れなどで体調が悪化することが多いですが、用事をセーブしたりして何とかやり過ごしています。

 体重:食べた食事に応じて体重が増えるようになりました。

   また薬の影響などで、過度に太るということもなくなりました。


 血液:ほぼ正常でした。
    昨年異常のあったフェリチン(移植後3年で800ぐらい)は、今年は検査してもらえませんでした。。

    気にしなくて良いということだと思っています。
 

 CBFβ-MYH11:検出されず!!!
 

 全般:
  この1年は喘息にかかってしまったこともあり、その1年前よりも体調不良な日が多かったですが、

  コロナの中でもフルで出社をし、健康維持のための運動も週に1~2回程度は行えました。

  ただし、ハードワークや寒暖差などで風邪をひいたりするので、身体に負担のないように様々な面でセーブしていたこともあり、

  QOLはその分下がったような1年でもありました。

 

  病気の一区切りまであと1年、なんとなく自分の体調がわかってきたようなところもあるので、

  この1年はもう少し無理をしてみて、どこまで耐えられるか試してみたいと思います。