初釣りは鯛ラバ@海桜丸 | 筏、カセ亜釣実戦記

筏、カセ亜釣実戦記

座右の銘である、”海老で鯛を釣る”を体現するため三重県の筏、カセを中心に「オキアミの完全フカセ釣法」を用いて富のある魚を釣って行きます。
サブとしてグルメ、取り分けウナギの情報を載せて行きます。

 

 TODAY'S
 

釣行日:2024.1.5(金) 場所:三重県南伊勢町

潮汐:小潮 満潮:12:16 干潮:5:46

天候:快晴太陽 15.0℃/1.7℃

風向き: 西南西 7~13時の風速:0.4~1.8m/s)  海水温:18℃

 

 

明けましておめでとうございます。門松鏡餅

 

同様に世界中の人達が新しい年を迎えて悦びに浸っているであろう幸せな時間が一転

 

血の気が引く程の恐ろしいタイミングで能登半島を襲った地震と津波

 

ワシの住む愛知県でもスマホに緊急地震速報が鳴り、直後に震度4の揺れを感じて、家が軋む音と揺れの中、初めて屋外に逃げました。

 

良く釣りに行く三重県と和歌山県の沿岸は、いつ来てもおかしくないと囁かれる南海トラフ地震が直撃するエリアです。

 

あの惨状に自分も出くわすかも知れないと思う行動が必要だと改めて感じました。

 

不変なく楽しく釣りが出来る事に感謝しなければなりませんね。

 

 

  トンジギ中止から鯛ラバへ

 

今年一発目の釣りは、4日にトンジギでしたが強風で中止にえーん

 

このまま家に居ても正月太りする一方なんで、翌日飛び込みで釣り出来るところをサーチサーチ

 

すると、海桜丸と言う有名な船屋さんに近海ジギングで空きがあるのを発見。

 

連絡入れるとOKOK

 

グラサン船長さんから「ひじょ~にシブいんで、ドーピング使っても構わんよ!」と誘惑され

 

ラブ「持って行きまふぅルンルン」と二つ返事

 

とまぁ、ドーピングとは”エサ”なわけで、それを付ける事でどれ程の違いがあるのか知る事は大事だと思うわけです。

 

 

  釣りにPDCAサイクルを活用してみよう(長文になるかも・・・)

 

PDCAサイクルと言うとビジネス臭がしちゃうけど、シッカリ使えれば人生に於いて大きな武器になりますよね。

 

ワシ自身も今迄釣りに自然と取り入れていたけど、ジジィになって来て記憶力がヤバイんで書き起こそうと思った訳です。笑い泣き

 

まずはPlan(計画)です。

 

・ハリは3Sサイズを3本バリで準備。理由は垂れ下がりを抑えるのと、小バリなので多点掛けさせる狙い。

 

・ネクタイはタコカーリー主体。理由は志摩沖で実績が高いため。

 

・天気予報では風が3mから0mに次第に弱まり、潮汐も小潮なんで、9時までが勝負で以降はドーピングを試す流れで。

 

ではついにDo(実釣)です。

 

実釣ではOODAループも当てはめます。

 

Obseve(観察)、Orient(状況判断)、Decid(意思決定)、Act(実行)をグルグル循環させます。

 

状況を判断して、考え得る最善策を実行し、誤りがあれば微調整してお魚うお座をGETして行きます。

 

まぁ、ひらたく言えば臨機応変にですね。爆  笑笑い

 

 

 

6:00集合で、程なくして出船船波

 

この日は2℃と久々に冷え込みました。

 

6:50 最初のポイントは

 

 

70mの青物狙いポイント

 

そんなところは根があるので、オモリは鉛120gをセット

 

ワシ含め真ん中の3人が鯛ラバで、ミヨシとトモの3人がジギングでした。

 

予報通り3mくらいの風でイイ感じで船は流れますが、アタリ無しアセアセ

 

船長さんはドンドン深場に移動してイイ所を探します。

 

もう8:00を過ぎたころ、100mポイントようやくお隣さんの鯛ラバにレンコちゃん、そしてトモのジギングにアヤメちゃん

 

チラリとお隣さんの鯛ラバを視るとドーピングしてるじゃないのポーン

 

なるほど、やっぱ違うねと思ったが、ここでドーピングしたら比較が出来ないんで正攻法で頑張ります。

 

8:30 風が止まりましたが、潮はまだイってる。

 

で、ここでようやく

 

 

 

レンコちゃん

 

水深120m、オモリは鉛120g、タコカーリーのオレンジでした。

 

ボトムに根掛かりの心配ない状況ですが、鉛で出来るのでそのまま引き続けます。

 

風も無くぽかぽか陽気の釣り日和

 

ですが釣れない、周りもパッとしないアセアセ

 

タコカーリーをピンクケイムラに変更するが結果出ず

 

もうこれはドーピングでしょ!!

 

10:15 ホタルイカをハリにチョン掛け

 

数回底をトントン・・・

 

おおおぉぉーーーー

 

 

 

ナンとも簡単にはちべーちゃんが釣れた笑い泣き

 

続けると毎投アタリが出る!が、エサを取られる。

 

ならばと、オモリを150gにして、大きいハリが2本のモノにチェンジ

 

 

正直周りも余り釣れてない状況でポンポンと無双に釣れる。

 

気分が良いと本来の目的を忘れてしまうモノだ笑い泣き

 

12:00過ぎか、ミヨシでジギングしてた青年が大きくロッドを曲げたポーン

 

60近いマダイを釣ったじゃないのビックリマーク

 

そう!鯛ラバなんだからマダイを狙わなければ!!と、本来の目的を思い出す。

 

彼に聞くと、ボトムからのひとシャクリ目でガツン!と喰った来たらしい。

 

ジグに反応したならベイトを意識してると思い、グリーンのカーリーネクタイにして鯛ラバ再開

 

しかしレンコちゃんが釣れただけ・・・

 

更に潮が止まったのか船がくるくる回り、船長さん大変だし、お隣さんと祭るし・・・

 

13:30 グラサン「はい、このひと流しで終わります。お疲れさまでしたぁ。」

 

フっと思ったのが、低活性なんでオモリは小さい方が良いかもと考え、ラストだしTG80gに思い切ってチェンジ。ネクタイも実績のオレンジ/黒のカーリーネクタイにチェンジ。

 

ボトムタッチから2巻きでガツガツとアタリ!

 

・・・レンコちゃんっぽいです

 

もうドーピングで釣ってる途中から船頭さんタマで掬いに来なくなったしびっくり

 

水面に浮いたの見て

 

えぇぇぇ!

 

 

 

JDの深キョン来たぁ~ラブ

 

タマ待ってる余裕なし、ブッコ抜き!音符

 

最後までマダイを信じましたが14:00前に終了ッス!!

 

結果は

 

 

雑魚ですが、てんこ盛りラブラブ

 

美味いんですこの雑魚達が

 

 

さて、PDCAの続きです。

 

Check(検査) チェックするところ、要は反省点です。

 

オモリを鉛にするかTGにするか決定する時に、前回根掛かりでオモリ3つロストして、金銭的にもダメージを受けたので、TGにするのを躊躇してしまった点ですかねぇ。

 

勿論、TGの方が釣れるとの考えは確立してませんが、低活性ならば波動を小さく出来るTGにするべきだったと考えます。

 

Act.(改善)

 

・低活性の魚に対応すべきは、TGオモリにすることを忘れないでおく事。

 

・TGオモリをロストする金銭的リスクは、鉛オモリで根掛かりしない事を確認して軽減させる事。

 

 

こんなところですかねぇ。

 

それにしてもドーピングするとこんなに喰って来るのかと驚きました。

 

釣れるのは楽しいですけど、難しいやり方で釣る楽しさ、悦びはそれ以上と感じている今日この頃です。