銀杏が色づきはじめた2022年11月3日(木・祝)、東京国立博物館「応挙館」にて

関東第一ブロック会員大会2022『わ』の茶会が開かれ、

当青年部からは、7名が参加してまいりました。

 

 噂には聞いておりました憧れの応挙館。実際に足を踏み入れると丸山応挙の襖絵(複製)に囲まれたお茶室は圧巻で、別世界に入ったようでした。その中での薄茶席は、世俗を忘れて心清らかな気持ちで過ごすひと時でした。

 

応挙館薄茶席

 

『わ』がテーマで、「和」「輪」「羽」などいろいろな『わ』をかけて、お道具等々に隠れた『わ』を探していくという、大変おもしろい趣向でした。テーマをもとに話題が生まれ、座が一体となりても和やかなお茶席を楽しむことができました。

 コロナ禍により、久々のお茶会。見て、触れて、感じてという、お茶会ならではの五感を思い出したように感じました。

御菓子は「亀屋萬年堂」さん(吉祥寺)の「福あて」

 

 今回は薄茶席の他に、六窓庵の見学もさせていただき、西川ブロック長より直々にご説明をうかがいました。今の時代、ネットで何でも調べることができますが、実際にその場で直接お話を伺うことにより、より有難みが深まるような思いがいたしました。

六窓庵お茶室 

 

会員同士が顔を合わせることもとても久しぶりでした。それこそ茶会テーマの「輪」を感じた一日でした。

(文責:古城)