「もう!!!」
大学校内のカフェでスィーツをモリモリに皿に取り、席に着いた。憂さ晴らしのヤケグイである。
『何
何なん
。ほんまの事は何も知らんくせに。やのに勝手な事ばっかり言うて、人の気もしらんと…』
「ほんまの事言おか
びっくりすんでほんま!!!」
「どんな事
興味有るね、良ければ聞かせて」
怒りに任せて食べていたせいで気が付かなかったが、いつの間にか前の席に人が座っていた。
「クスッ。クリームが付いてるよ」
と笑いながら彼は手を伸ばし私の口元からそれを取った。
『えっ…何

こんな事…普通する
てか…、この綺麗な人誰
』
状況が飲み込めず固まってると、5~6人の女子がキャーキャー言いながらカフェに入って来た。
「あっ、王子見つけたぁ~(*^^*)v」
「ちょっと目を離すと直ぐ居なくなるんだからぁ~(≧ε≦)」
「王子ぃ~、もう逃がさないからねぇ」
とこちらに向かって来る。
「もう見つかったか┐(´~`;)┌」
軽くため息をつくと
「ありがとう、楽しかったよ」
と私に微笑んでそちらへ歩いて行く。その廻りを囲み込む様にまとわりつく女子。1番近くにいた綺麗なお姉さんが私を下から上までしげしげと見ると…
「無い無い」
と呟き出て行った。
大学校内のカフェでスィーツをモリモリに皿に取り、席に着いた。憂さ晴らしのヤケグイである。
『何


「ほんまの事言おか

「どんな事

怒りに任せて食べていたせいで気が付かなかったが、いつの間にか前の席に人が座っていた。
「クスッ。クリームが付いてるよ」
と笑いながら彼は手を伸ばし私の口元からそれを取った。
『えっ…何





状況が飲み込めず固まってると、5~6人の女子がキャーキャー言いながらカフェに入って来た。
「あっ、王子見つけたぁ~(*^^*)v」
「ちょっと目を離すと直ぐ居なくなるんだからぁ~(≧ε≦)」
「王子ぃ~、もう逃がさないからねぇ」
とこちらに向かって来る。
「もう見つかったか┐(´~`;)┌」
軽くため息をつくと
「ありがとう、楽しかったよ」
と私に微笑んでそちらへ歩いて行く。その廻りを囲み込む様にまとわりつく女子。1番近くにいた綺麗なお姉さんが私を下から上までしげしげと見ると…
「無い無い」
と呟き出て行った。