ボクのキャンピングカーに続き、20kWhを超えるリチウムイオンサブバッテリーを搭載したキャンピングカーが完成しました。
リチウムイオンバッテリーのセルが入荷したら、電圧と内部抵抗を測って状態チェック。
今回のセルは300Ahのセル。
これを3並列搭載して24V900Ahの容量になります。
その後は各セルのバランスを取る作業を行います。
3組づつ直列に繋いである程度充電を実施。
BMSの動作チェックを兼ねてBMSも接続して充電管理。
ある程度充電された後には、全てのセルを並列に繋ぎ変えてバランス充電を実施
容量が凄いのでこの作業は10日程度かかります(;´Д`)
バッテリーセルの準備が整ったら、いよいよ換装作業を開始します。
今回もISUZUビーカムベースのNTBサクラのバッテリーを換装。
まずは状態チェック、バッテリーセルの置き方や補器類の設置場所などを検討。
各機器の作動確認、換装に絡む配線の確認などをしっかり行います。
入念に確認した後は、くそ重い鉛バッテリーを撤去
降ろした鉛バッテリーを計測したらかなり内部抵抗が上がった物もあり、劣化しつつバランスがかなり崩れていました。
この状態だとエアコンとかあまり長く使えなかっただろうなぁ
充電制御システムの設置、配線などを行い、壁に穴開けてコントロールスイッチも取り付けます。
充電の許可不許可を任意に切り替え可能です。
充電制御システムに任せておけば大丈夫なので触る必要はないけどね~
仕込みが完了したら、いよいよリチウムイオンバッテリーセルを搭載
並べて場所が決まったら木枠で固定。
BMSとアクティブバランサーの配線と一緒にバスバーでバッテリーセルを繋いでいきます。
この配線を間違えたら大参事なので、あせらずじっくり注意深く作業します。
配線に間違えのないことを再度確認したらBMSを起動して状態チェック。
問題ないのを確認し、車両側への配線を接続してシステム起動です。
この瞬間は何回やってもドキドキします(^▽^;)
充放電などの動作チェックを行い、今度はBMSとボトロニックバッテリー残量計の満充電設定を行うのですが
セルバランス充電を行ったのでこの時点で各セルは満充電、この状態だとそれぞれの設定が出来ないので、一旦バッテリーを放電させます。
30%ちょい減らす必要があるのですが、なかなか減らない・・・
簡単に減ってもらっては困るんだけど(^▽^;)
1200Wのセラミックファンヒーターを5~6時間作動させて減らしていきます。
その後、外部充電器を接続して満充電させて設定完了!
23kWh(24V900Ah)のリチウムイオンサブバッテリーを搭載したキャンピングカーの完成です♪
今まではわんこの留守番のため日中にエアコンを使用すると就寝時にエアコンを使う電力が残っていなかったらしいのですが、今後は安心できます。
真夏でも丸々2日間エアコンを作動させ続けられる電力がありますからね(^o^)
キャンピングカーのサブバッテリーのリチウム化の作業可能です。
車両のバッテリー庫のサイズなどにより搭載容量は増減しますが
ビーカムなど24V車なら7kwh~20kWhくらい搭載可能、カムロードなら3.7kWh~11kWhくらい搭載可能です。
12V300Ah(3.7kWh)で大体鉛100Ahと同じくらいのサイズです。
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