先日、雪道でSUBARU WRX STiに乗る機会があった。
写真はSUBARUのウェブサイトにあったものでイメージです(*^_^*)
4WDターボ車に雪道で乗ったのは何年振りだろう?
20数年前にはランサーエボリューションVでダートトライアルをしていて、LSDや足回りを入れ込んだ競技車両に乗っていて雪道に限らず、3年間ほどいろいろな所を走り込んでいた。
その後は、ドリフトに転向したのだが、4WDターボでの雪道の走りの楽しさが忘れられずに、エボ2、エボ3、ヴィヴィオなどを所有して、ダートラを止めた後も4~5年は楽しんでいた。
さらにその後は、自分で所有して乗ることは無くなったけれど、機会があれば乗らせてもらったりしていた。
そして徐々にその機会もなくなり、最後に乗った4WDターボ車はランサーエボリューション10とハッチバックになったインプレッサWRX STi に乗ったのが最後だったかな?
エボ10が発売(2007年)されてから1~2年後くらいに乗ったので今から10数年前か。
で、本題のWRX STiの話に戻ると
10数年ぶりに乗った4WDターボ車(SUBARU WRX STi)はめちゃくちゃ進化していて凄いビックリした\(◎o◎)/!
かつて乗ったことのある4WDターボ車は、市販車状態だと、旋回性能、トラクション性能が物足らず、フロント、リア、センターの3つのデフと足回りを競技用の物に変えないと満足できなかった。
特にセンターデフは走るコースの路面μにあわせて機械式LSDにしたかったり、ビスカスLSDにしたくなったものだった。
しかし、最新型のWRX STi はそんな事無く、市販状態で素晴らしい出来栄え。
ハンドル、シフト、各ペダルにサイドブレーキなど操作系はどれもしっかりしているし、適切なドライビングポジションを取ることが出来るし操作しやすい。
ボディーの剛性感は高く、足はしなやかに動き、フラットな姿勢を保ちながらも、荷重変化はつかみやすくコントロールしやすくと素晴らしいシャシー性能。
そして肝心の駆動系がもっとも進化を感じたポイント。
マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)はマニュアルではフリーからロックに調整することが出来て、フリーにすれば旋回性が高く、凍った路面状態でもクルクル回すことが出来て、ロックにすればフルタイム4WDらしい、生活四駆には真似のできない素晴らしいトラクションを得ることが出来るんだけど、優秀なのがAutoモード。
これがホント秀逸で、フリーにした時の旋回性とロックにした時の安定性、トラクション性能が高い次元で両立出来ていて、痒いところに手が届くようにドライバーの求める特性に制御されていた。
上の方で書いた、センターデフをコースに応じて変えたくなっていた部分が、コーナー毎に弱いビスカスLSDからしっかりした効きの機械式LSDまで求めるように遅れなく変わっている様だった。
さらにそのAutoモードは、+~-まで3段階で選択することが出来るのだが、その変化も具合が良さそうだった。
今回乗ったコースは圧雪と言ってもμが低い状態だったので、Autoの「-」が適切だと感じたが、「+」にした時の安定性とトラクション性能も具合よくてドライ路面やダートならAutoの「+」で問題ないと思われた。
FR車でもFF車でも、もちろん4WD車でも、通常ESCをオフにしてクルマを振り回して遊ぶときに邪魔になって仕方のないのがABSなんだけど、WRXのABSはその様なシチュエーションでもかなり出来が良いのも驚いた。
もちろんオフに出来るならしちゃうけど、ABSが作動していても致命的な挙動にならずにクルマをコントロールし続けることが出来るセッティングになっていました。
ABSに関しては是非、ドライ路面やダート路面でも使えるのか確認してみたいですね(^o^)
そんなこんなで、ボク的に大絶賛の『SUBARU WRX STi』
自由自在に振り回せてめちゃくちゃご機嫌♪
これで、スノートライアルとか糠平湖の氷上トライアルとか出てみたい~(#^.^#)
欲しくなっちゃって調べてみたけど、生産中止なんですねぇ
ファイナルエディションはあっという間に完売になったとかで、買う事の出来た人がめっちゃ羨ましい!
中古車も見たけど、高いんですねぇ
まあ、その価値があるのはわかるけど高くて買えません(>_<)
でも、欲しいなぁ・・・