リッくん: オレはそいつには"乗れないんだ"
………… 左側の頭が痛くて、そいつに乗っていると
…………音にやられるっていうか、頭が痛くて気分が悪くなるんだ。
リッくんは執拗なまでに、その存在を敵視していました。
……… ◇ : ごつくて、大きな黒い車よね?ダークブルーや紺色系統の。
リッくんは、その自分よりも暗めの色の、大きな車が、とても苦手でした。
何しろ、乗車すると、足元から地割れするような音と、
(椅子に立って乗っているせいか、)独特な感触や、
頭の方が車体からの振動により、やられる!!
と、
いうのです。
続く
◇