リッくん には、
妹のように可愛がっていた
…………… Kちゃんという女の子がいました。

彼はKちゃんが小さい時から
一緒に散歩に出る時、
常に自分が保護者の立場でいました。

…… ですから
リッくん としてはいつも、
「オレが (歩道は)外側を歩くよ。」
……………
Kちゃんに一視線送っては、
「いつかわかって(伝わって)くれるといいんだけどな……」
……………
…………… 思っていました。


続く