ある日のこと。


 母が、

 『その お米粒位の大きさの繭玉は、何の神様なの?』

           と

    わたしに 聞いた。


『・・・・・』

交信して、聴いてみる わたし・・・


  「まだ、決めかねている・・・。

   何かしらのお役目はあるみたいだけれど、

   まだその段階ではないみたい。」


母:『ふぅ~ん』

祖母が手で口を押さえて、笑みをこぼす。


 ふたたび交信してみる、わたし・・・・。


     ◇