一人で広尾ガーデンヒルズ を歩いていました。

大学生の弟は関西におり、イトコはドイツへ留学中。
母が病気で入院している ◇は、一人で
仕事から次の仕事先への繋ぎ時間、
帽子デザイナー 平田暁夫先生のオフィスを目指して
広尾を歩いていました。

広尾ガーデンヒルズに迷い込んだ私は、
母の事を思うと寂しくなっていきました。
‥‥‥‥‥
心の中が空っぽになり、
《また一人ぼっちか‥。》と 思うと、祖父の声がしました。