階段に住む人の、日常。ある日のこと。 一日のうちの、一体いつに、 階段の中から出てくるのかな? ふしぎだった。 なぜなら、いつも 出てきたときに会っていたからだった。 ところが、あの日は、ちがった。 昼間なのに、オバケだったら、どうしようと思った。 ◇