ある日のこと。


 やむことのない成長期の関節痛を経験していた

 わたしの骨は、トコにつくと、

      ミシミシと伸びる音が鳴っていた。

  

このお兄さんも、そうだったら かわいそうだな。

  と思って、見つめた。

 

 『そういえば、すっかり名乗っていなかったね』

初めて自宅で逢ったときから、2ヶ月経とうとしていた。


      ◇