雨の日は階段の中にいたある日のこと。 雨の日が続いているせいで、 匍匐前進体制の彼は、いつもの階段から出てこない。 彼の元の状態を知らない人がきたら、 当時のわたしのような平常心は保てなかっただろう。 ◇