視えるものが多すぎる◇の日常ですが、
◇(しかく)は、言わないと決めていることがあります。
それは人体についての話題です。
身体の中のどの箇所でも、
人によって言ってくる部分が異なるし、
人間が脳で分かっているつもりのこと以上に、
リアルに言ってくる話があります。
◇にとっては、
・これより 先は、話して いい話。
・これより向こうは 話してはならない話。
の
区別がつきません。
正直、何で話したり文字として残すことが
いけないことなのか すら、分かりません。
どれも同じ軽さ、同じ重さ、同じ映像量で、
自分の元に飛んでくるので、タブーの重要度について
疎いのです。
最近手におえないのが、
◇がある場所で知り合った人で、
彼らに対して興味を持ったり、
素面時に人として尊敬したりして、
こちら側からの心理的距離が縮まると、
いとも簡単に
その人の身体が透かしたバージョンで視えてくるのです。
これを◇は、
パーソナルスコープと呼んでいます。
受け取り始めた昨年か今年初めは、
気持ち悪かったですが、
徐々に慣れてきました。
これらが視えてしまう原因が
何かハッキリすればいいのですが、
何の弾みか知りません。
言えることとしては、
他に視える映像とは異なり、
アルファベットや数の子たちよりも前に、
その人の全体像が飛んでくることがあるのです。
◇