彼ら(アルファベットや数の子たち)の世界でのスピードと、
人間の世界で進む時間の速度は異なるのです。
これは“同じ時間という枠”に入っていたとしても、です。
元々次元の仕組みが違うので、
彼らが◇に訴えようとすると、
((気持ちはよくわかりますが))
人間の世界よりも うーんと早い、
とにかく豪速で向かっていく!
映像を、念押されて流されるのです。
そのため、付き合うのに労力がかかることはシバシバで、
むこうは思いっきり、伝えきろうとしてくる
(映像などで)
ので、
◇は、疲れてしまうのです。
これに補足すると、人間が静かな分。
先に出てくる子達が、あまりにも
喋りとおしたり、
長時間におよび説明をされたりすると、
◇の日常生活にも支障が生まれだします。
なぜかって、◇は一度その人に憑いている何かを視たり、
彼らと出逢ったりすると、次ぎお目にかかるときも、
まったく同じものを視ることになるため、
落ち着くことができなくなるのです。
けれども自分の場合は、そこでもって
相手方を記憶しているため、
生きていくためには仕方ありません。
◇にとって、彼らの主張が、
強くなってしまうのは
当然のことだと思っています。
きっと
他に視てくれる人もいなければ、存在を認めて
話しかけてくれたり、名前を呼ばれることもないのなら、
◇のように突然視える人が現れたら、
それはそれは、うれしいでしょう。
強い主張が、決して駄目なわけではないのです。
彼らも、話すだけ話してくれる中、◇に十分感謝してくれているので、
たまに相談にのろうとしてくれます。
これだけ話を聴いてくれたのだから、
自分たちでよければ、“今こんなことに困っているでしょ。”と、
向こうから聞いてきてくれます。
誰にも話していないことまで、彼らは踏み込んでくるので、
筒抜けなのが、すごいなあと感じつつ、
◇だって、心から感謝しているのです。
◇