〜あらすじ〜
この物語は来年30歳を迎える
役者志望の ぼく が
今までの人生を振り返って
これからどのような
人生を歩んでくのかを
リアルタイムに小説にしたものです。

この物語はノンフィクションです。


〜2話目〜

銭湯のお風呂にいき
天井を見上げている。

ぼーーーーと。。。

だが今日はいつもと違う。

頭の中がグルグル回る。

のぼせているわけではない。。

そう。あの社長に言われた一言が
頭の中をグルグルしている。

「お前に覚悟はあるのか」

、、、、、

「お前に覚悟はあるのか」

、、、、、

僕は高校3年生の夏に
地元新潟でキャラクターショーを
やっている事務所に入る。

きっかけはキャラクターショーやってる
人が舞台をやっていて、
それがアクション満載でむちゃくちゃかっこ良くて魅力されたからだ。

というよくある理由だ。。


だけどこのキャラクターショーに
入ることでぼくの人生の世界が
180度変わることになる、、、

小学生の頃に友達が入ってる
児童劇団に面白そうと理由で
入り2年間お芝居をやった経験がある。

その頃はただただ中学生の
お兄ちゃんお姉ちゃんに
囲まれて楽しくてワイワイして
いた。

それから中学高校は部活に
明け暮れるが全然スポーツは
はまらなかった。。。

ずっと辞めたかった。

辞めると進学就職にひびく
かなと思い辞めなかった。

だらだらだら部活は続けたが
高校の3年の部活引退間近に

ふと地元で演劇祭がひらかれる
ことになり様々な今まで
知らなかった劇団とかが
でるのでふらっと見に行った。。

そこでキャラクターショーの
人がアクション満載舞台を
やっていた。

衝撃だった。むちゃくちゃしびれた。

かっこよくて。。。

仮面ライダーや戦隊ヒーローは
好きで見ておりヒーローショーも
幼い頃はむちゃくちゃ行った。

そこで活躍してた人の
アクションを生で見た時に
体がぐーーーーと熱くなり

胸の鼓動が高まり

次の日にその事務所に
気づいたら電話してた。。

ぼくもアクションやりたいですと。。。

そこからぼくは憧れていた
ヒーローショーの世界に
身を投じることになる。

それが今から10年前の出来事。。

10年後の今。。

「お前に覚悟はあるのか」

こう問われている。。

おれよ覚悟はあるのか、、、

今日も天井を見上げて
自分に問いただしている。。

3話に続く