〜あらすじ〜
この物語は来年30歳を迎える
役者志望の ぼく が
今までの人生を振り返って
これからどのような
人生を歩んでくのかを
リアルタイムに小説にしたものです。

この物語はノンフィクションです。


〜三話目〜

憧れの仮面ライダーや戦隊ヒーロー
になり子供たちに夢を与える
ヒーローショーの世界に
身を投じて10年くらいになる。

が、10年間必死に練習に
明け暮れてたかと言われると
言葉が出なくなる。

最初の2年間、
キャラクターショーの事務所に入り
新潟で活動していたが
21歳の時に事務所を辞めて
アクションの先輩が
立ち上げた劇団に入る。

それからはアクション練習は
さほどせず、
舞台の稽古などに明け暮れた。

舞台でアクションを使うときは
練習するくらいだ。

新潟でお芝居の活動を
すると周りからは珍しく
見られた。

それほど新潟では
演劇というエンタメが
根付いてなかった。

が劇団で公演をやれば
そこそこ人が入り
アクション満載の舞台という
こともあり意外にも盛況だった。

が心のどこかで東京という地に
対しての憧れもあったが。

20年間ずっと実家で暮らしてた
ぼくには東京に行くなんて
冒険出来るわけなかった。

がそれはある瞬間を
きっかけに簡単に崩れた。

ある憧れの存在を
目の前にするまで。。

それは


小栗旬

四話へ続く