自分という存在。

要するに自我…これをコンピューターに移植する事は出来るんだろか…

そもそも脳とコンピューターの回路設計は全く仕組みが違う。

脳は約140億の神経細胞であるニューロンが繋がり形成している。

CPUやメモリ、処理方式はない。

五感で得た情報をこの複雑で大容量の記憶領域に色、形、音、質感…などを情報としてニューロンの繋ぎ合わせにより蓄積して保存する方法。
現在のコンピューターシステムの仕組みは
情報を0と1の2進数によってCPUは理解して決まった領域に情報を蓄積する方法。
情報を2進数に変換してやらないといけない。

情報処理の仕組みが違う場合に仮想化の仕組みを作り疑似脳を作る事は可能にはなるだろう。
でもそうなると仮想化を動かす環境自体の処理速度と同時に処理出来る情報処理能力が高くないと疑似脳の処理能力は落ちてしまう。

10ペタの情報量と数万~数億の同時情報処理能力。
通常のカメラで取得出来るものは画質は細かくキレイになってもあくまでも二次元の平面データに過ぎない。
人間の目も動物の目も物を三次元に立体的に周りの空間を含めて捉える。
その他にも五感で得た情報もある。
これは莫大なデータ量になる。

今の仕組みでは人間おろか…ネズミの脳の処理にも劣ると思うよ。

まだまだ脳をコンピューターに移植するのは難しいね…