今日は久しぶりに顧客との定例会議に参加した。

本当に久しぶりに大手企業の責任の擦り付け合いを見た(笑)

世の中には色々な仕組みがある。
技術的な仕組み。
そして組織的な仕組み。

情報化技術:つまりはIT。
この技術導入は組織が大きくなる程に導入が遅くなる。
中小企業になる程、導入は早い。
それはなぜか?
そこには組織的な弊害の差があるからだよ。
会社が大きくなると意思の統一が難しくなる。
意見が通らない。
意思の疎通が出来ない。
責任を取りたがらない。
だから後手後手になる。
組織の意思の統一には強いリーダーシップを持つ人間が必要です。
俺が責任を持つから安心して頑張ってくれ!
なんて言ってくれるリーダーが今の時代は殆んどいない。
強いリーダーシップ…組織を束ねて管理するマネジメント能力の高い人間…しかしあまりにも強い自我を持つ人間がリーダーシップを取るとハラスメントだと言われてしまうのが現在の日本社会だ。
だからみんなの意見をなるべく聞こうとする。
人間なんてワガママを言い出すときりがない。
そして少しでも無理な要求をすると責任問題にすり替える。
結果的に良いリーダーシップを取ろうとしても挙げ足を取られて潰される。
無難な方針を取り、上手く責任を人に擦り付けた者が出世してトップに立つ。
技術的に出来る事でも組織的に出来ない事が世の中には実に多い。

俺は敢えて言いたい。
人生は一度きりだよ。
その一度きりの人生で無難な人生などない。
いつ、どこで何が起こるか分からない。
それなのに無難に人生を過ごそうとするのは、
人生を楽しまない、後悔しない人生なんて送れない。
そんな人間が集まる組織に明るい未来などはない。
民主主義を勘違いするな。
臆病者に自由を手に入れる権利はない。
人生は冒険してなんぼだよ。