弱肉強食。
食物連鎖。

その頂点に君臨するのは肉食獣…
ライオンは百獣の王。
肉食獣こそが頂点に君臨している。

そう認識している人が多いのではないだろうか?

しかしね…
これは大きな間違いで勘違い。(笑)

肉食獣とは姑息で弱い者イジメが好きな種族。

肉食獣の主食はお肉です。
それは当たり前ですね。(^_^;)

彼等は狩りをして食べ物を得ています。
強く頂点に君臨しているならば、
食べ物である草食動物をお腹が空いて食べたい時に捕まえて食べる事が出来るはずです。
お腹が空いたら草食動物の群れを見つけて、
丸々と大きく成長した大人の草食動物を殺して食べればいい訳です。

でも現実にはそれは出来ません。(笑)

なぜか?
自分がやられてしまうからです。
強靭な角。
強い脚で
これで反撃されたら自分が大怪我を負うか、
殺されてしまいます。

だから肉食獣は何を狙うかというと、
子供や年を取ったり怪我をした弱い者を狙うんです。
それは狩りをするのに効率よく獲物を捕らえる事が出来るからです。

自然界は弱者を排除するシステムです。
草食動物の数を増やさないように、
弱い子供のうちに肉食獣が殺して食べる事で
間引きしているんです。
その中で生き残った強い個体だけが大人に成れる。
獲物にありつけない弱い肉食獣も死んでいきます。
弱い者を標的にするのは卑怯ではなく生きていく為の手段に過ぎません。

よく肉食獣の中には人間を襲って食べるのもいます。
人喰い○○とか言われて恐れられたりしますよね?
でも人を襲ってくる個体には共通点があるのをご存知でしょうか?
それは年老いたり弱ったりして牙が弱ったりして草食動物の狩りが出来なくなった個体が草食動物よりも動きの遅く狩りやすい人間を襲ってくる訳です。
生きる為に仕方なく人間を襲うようになったと言った方が正しいのかも知れませんね。

強く気高い自然界の頂点に君臨している肉食獣…
そんなものは人間の勝手な思い込みだという事なんですよ。