人類の歴史において99%は飢餓の時代だった。

つまりは常に飢えと戦う歴史だった訳だな。
食糧が採れた時に食べれる時に食べて、
エネルギーとして消費されなかった栄養は
脂肪として貯蔵される。
食糧が少ない時や採れなかった時は
脂肪に貯蔵された栄養から摂取する。

自然界の動物なんかは大体が同じように飢餓を乗り切る為に脂肪に栄養を貯めて生き延びている。
種族によっては食糧の取れない冬の時期は
冬眠する動物だっている。
冬眠に備えて身体に栄養を収穫時期にいっぱい蓄えていく訳だな。

肥満、つまりは太るという事の原因が人類が過去の歴史の中で生き残る為に進化してきた結果という事になる。

だから肥満になりたくない、
太りたくないって思ったならば簡単な事なんだよ。
食べなければいいのだ。
生きていくだけの最低限の量だけ食べて、
多く食べなければ栄養は脂肪には蓄積されないし、蓄積される量も減る。
1日に1500キロカロリーなんて要らない。
5日で1500キロ程度、1日 300キロカロリー程度で十分だと思う。

食べれる事が当たり前…これがそもそもはおかしな事。
ずっとずっとずーっと飢えに苦しんできた動物が生き延びる為に進化した機能。
99%の飢餓の歴史、今は1%の飽食の時代…
この1%しかない時代が長く続く訳はない。
しかし飽食の時代の中で人間の身体も進化していく。
痩せの大食い…大食いの人は大体が身体は細い人が多い。
要するに食べても栄養を蓄積出来ない身体に進化してしまった訳だな。
人間の進化の過程で生き残る為に太るのではなく痩せる事を人間が選んだ場合、これからは食べても太らない人が増えていくだろう。

しかしよ~く考えて欲しい。
今は1%の飽食の時代に過ぎない。
地球環境の変化で飢餓の時代は必ずやってくる。
その時に身体を栄養を蓄積しない身体に進化してしまったならば生き残る事は出来なくなるかも知れない。

それは時代の流れと歴史の判断に委ねるしかないから、何とも言えないけどね(^_^;)