死に様…
葉隠の一説に
武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり…
というのがある。
戦場で死ぬ事が武士にとっては名誉のある死…
現代人から考えると常軌を逸した考え方になる。
命は大事にする。
死よりも名誉を重んじる武士道の考え方は、
民主主義の現代人には理解が出来ないものになった。
全く別次元の考え方の生き方であり思想…
たった数百年前までは常識的な考え方で当たり前の生き方だったのにね。
現代人の中で自分の理想とする死に様を考えて、
名誉ある死を遂げる事が出来た人はどれだけいるだろうか…
特に日本人の中にはそれが出来た人間はまず居ないのではないだろうか…
生きる意味を考えていくと必ず死というものを考えてしまう。
生きていればいずれは死は必ず訪れる。
自分の志を貫き短命でも生きる人生と
自分の考えはなく、ただ長生きして痴ほうになり
自分の事も忘れて生かされる人生とでは
果たしてどっちが幸せな人生だと思いますか?
自分の為に生きる。
人の為に生きる。
どちらが本当に幸せで満足する生き方なのか…
考え方は人それぞれに違いはあると思います。
生きる意味が分からない。
つまらない人生。
こんなにも便利になり平和な世の中なのに凄く生きづらいのが現代社会…

何が正しいのか…
正直よくわかりません。