・トランプ氏の唯一の功績は中国の知的所有権問題に手を付けたことであろう。
中国はこれまでのように先端企業を呼び込んで合弁を作らせ技術をとる、スパイまがいでとる、ただ乗りをするなどの行為は今後許されなくなるということである。
途上国として大目に見られた知的所有権侵害が先進国並みに普通扱われるということである。
中国が米国のGDPを抜くことはありえないだろう。
習氏の経済政策は国有企業を強くすることで国際的競争力のある企業を育てようというものである。
市場経済の徹底と自由競争で企業を強くするという発想ではない。
国による過大な援助も貿易摩擦の火種である。
要するに中国のほかの国にはない強み(国家資本主義的手法)がすべて裏目になるということである。
中国企業の強みがそのまま弱みになるということである。
中国が法治国ではなく共産党の命令があればあらゆるデータも差し出さざるを得ない体質も貿易摩擦で問題となる。
国内的には民間の債務の大きさが火種になる。
不動産価格が本格的に下がれば大きな問題となる。中所得層以上の不満が高まるからである。
習氏への権力集中は責任を一身に負うというリスクを伴う。
中国の香港・台湾化が近い将来おこるのではないか。