中国経済の新たな段階が市場で意識される。
中国の現在を規定すれば「中国式社会主義市場経済の果実は取り尽くした」段階ということであろう。
いかえれば「社会主義(共産党委一党独裁)と市場経済の矛盾が限界に達した」ということである。
市場は「政権の当事者能力に不安」というレベルまでの認識である。
「当事者能力はない、打つ手はない」という認識ではない。
したがって悪材料はまだ織り込まれてはいない。
本格的反発はないだろう。
米国の金利引き上げ延期、TPP成立、EUやや持ち直し、中国財政出動などの要因で綾戻しはあるかもしれないが、市場は本格回復には向かえないだろう。
もう1段、2段・・・の下げの確率のほうが高いのではないか。