中国「反日デモ(?)」は何故起こったか?
可能性をあげてみます。
①劉氏のノーベル賞受賞と複数の共産党元有力幹部の民主主義要求の共同声明発表[公開]の影響を避けるための目を外へ向けるための動員デモの可能性。
②中国共産党内部の太子党と共産主義青年同盟系列派の権力闘争の代理戦争の一環の可能性。
この場合は先の共同声明は後者の勢力と結びついているのかもしれない。それに対する反撃として今回の太子党(対日強硬派)による動員デモということになる。
②の可能性は低いと思われるが可能性として捨てきれない。
それは、先の共産党元有力幹部の民主主義要求の共同声明発表が、党大会日程中にあまりに堂々となされたからである。
権力内のバックなしにそんなことができるだろうか。
但し、いくつかの疑問点もある。
それは、先の共同声明内容は「言論の自由や法治」を求めており、あまりに過激で、共産党の権力基盤を崩す可能性のあるものなので、声明発表グループが権力と結びつくということがありうるだろうかという点である。
いずれにしても、今回の動きが自然発生的反日デモでないことは間違いないと思われます。
中国の一般国民は尖閣問題にそれほど関心はなく、しかも今回の動きがあまりに急で、どう見ても自然発生的なものとみるには無理があると考えます。
政府はその点を分析しないと対応を誤ることになる。
今後の注目点は先の共同声明の背景とその影響である。共産党内に激震が走ったはずである。