戻ると
のりちゃんから
『打ち上げやるから
来なさいって部長が
ヨウコ 行けそう?』
『えっ…。
のりちゃんが 近くにいてくれたら
助かるな』
『了解 大丈夫
そばにいるから』
頼ってばかりで
ごめんね のりちゃん
打ち上げ会場は
私たちだけの貸し切りうちの会社 スゴい
忘新年会でも
こんな所で
やった事ないのに
ユチョンの隣で
手を 繋いでいたい
私だけに
笑って欲しい
でも ユチョンの
隣には 彼女役の
モデルさんが
座っている
それだけでも 嫌なのに 監督が
『ユチョン君と彼女
お似合いだね この際付き合っちゃうのは
どうかなぁ~』
えっ…?
監督 何言ってるの
『監督
彼女に失礼ですよ』
ユチョンが 話をそらす
でも モデルの彼女の言った事が 更に
私を追い込む
『私
ユチョンさんの
ファンなんです
この仕事が 決まってスゴく嬉しくて
今日 お会い出来るの
楽しみにしていたんです』
一般人の私より
モデルの彼女の方が
スゴく似合ってる
私なんか…
私なんか…。
『のりちゃん
ごめんね…帰る
ユチョンに 見られたくない こんな私…』
『ヨウコ 待って
一緒に行くから』
のりちゃんの話を
最後まで 聞かずに
店から出る
勿論 主役のユチョンが 追って来るはずもない
電話も かけて
これるわけがない
仕事だと
わりきっていたのに
区別しなくちゃいけないのに
私は 出来なかった
緊張が溶けたのと
一緒に 涙がこぼれる
ユチョンと恋人同士の相手役には若いモデルさんを起用した様で
ユチョンとの
身長差もなく
二人を 見ていると
本当の恋人同士
みたいだ
監督 モデルさん
三人で話している姿を見ていると
一般人の 私には
到底 真似できないし
別世界に感じる
『じゃ もう少し
恋人っぽく 後から
彼女を 抱きしめてみたり ユチョン君
動いてみて』
監督の一言で
ユチョンが動く
彼女と手を繋ぎ
嬉しそうに
笑うユチョン
彼女の後から 抱きしめて 腰に
手を回すユチョン
彼女も スゴく
嬉しそうに
笑ってる
二人を見ているのが
苦痛になって
きていた
あんなに 楽しそうに
二人で
やめて
私のユチョンに
触らないで
ユチョンに 笑顔で
応えないで お願い
…って
言えたら どんなに
楽だろう
決して 言えない
言ってはいけない
私は のりちゃんに
トイレへ行くからと
言って
スタジオの外へ出る
フゥーっと
息を吐く
仕事なのに イチイチ
ユチョンとの
身長差もなく
二人を 見ていると
本当の恋人同士
みたいだ
監督 モデルさん
三人で話している姿を見ていると
一般人の 私には
到底 真似できないし
別世界に感じる
『じゃ もう少し
恋人っぽく 後から
彼女を 抱きしめてみたり ユチョン君
動いてみて』
監督の一言で
ユチョンが動く
彼女と手を繋ぎ
嬉しそうに
笑うユチョン
彼女の後から 抱きしめて 腰に
手を回すユチョン
彼女も スゴく
嬉しそうに
笑ってる
二人を見ているのが
苦痛になって
きていた
あんなに 楽しそうに
二人で
やめて
私のユチョンに
触らないで
ユチョンに 笑顔で
応えないで お願い
…って
言えたら どんなに
楽だろう
決して 言えない
言ってはいけない
私は のりちゃんに
トイレへ行くからと
言って
スタジオの外へ出る
フゥーっと
息を吐く
仕事なのに イチイチ