現場2:

さて 久々に 現場に戻ってきたは、いいが

2年半のブランクは、筋力を落としたばかりでは、なく

致命的な問題を生み出していた。

 

それが汗腺の消滅だw

 

本来人間には、それこそ全身に、汗がでる汗腺が、あるのだが

年齢と共にそれらは、失われていく

 

時折 年配の人がジョギングしているのを見かけるが

額(ひたい)、首、わきだけ汗だくで、あとは、汗ひとつかいてない。

 

つまり上半身だけで、体温調整をしている状態

 

外で作業している人を注意深くみると 背中、胸、そして腕全体からも

汗を噴出しながら動いてる。

 

かくいう自分も 2年前までは、腕、手の甲は、勿論

足の裏まで汗がでていて しょっちゅう靴下を履き替えなければならないほどだった

 

それが、靴下は、永遠にサラサラ・・・手の甲も汗腺が機能しなくなり

結果、日焼けによる水ぶくれを起こすことに・・・

 

果たして 復旧できるのだろうか?

 

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なぜ 現場作業に従事することに なったのか?

 

本来なら求人広告等の募集から はいるべきなのだろうが

自分の場合は、学生時代の友人からの紹介なのだが

この友人が かなりのボンボンで父親の知り合いとかで

田無のとうはと(キャラメルコーン)の工場で働いたり

 

山谷(さんや)のフィクサーと知り合いらしくて

その堂締め(どうじめ)から仕事を貰っていた。

 

たぶん一般の人は、知らないと想うので簡単に、説明すると

 

山谷(さんや):わかりやすくいえば ドヤ街(がい)です。

その日暮らし、浮浪者など仕事をほしいものが集うところ

 

戦後、仕事ほしいものが、あつまり、労働力が、ほしいものが

集まった人を指差し

「おまえと おまえ来い!」と荷台に、乗せ賃金を払うという

形態は、沢山あったが、その最後が、山谷といわれている

(かなりヘビーなはなしだが 世の中には、そういう場所はまだあるんだよ)

 

その山谷の二大巨頭のひとつとコネが出来たが

これは、相互にとってうまいはなしだった。

 

履歴書など書かずその日の気分で仕事が、できる側と

仕事提供先にイキのいい若者を送れることにより評価をあげれる側

 

過去のブログでも書いてるが、仕事先がディズニランドの時があり

それに吊られて参入することに

 

その友達は家から近所なので、夜のうちに、向かい車に、乗り込み

さんやに向かう

(朝早いので 起きないので先に着き、山谷のフィクサーに

起こしてもらう段取りだ)

 

こうして日雇い人夫(正確には、雑こう)として 働く

 

当時一日8000円(その頃最低賃金が430円ぐらいだから

今に直せば1万6千ぐらいかな?)

 

バイトといえば おしゃれなコーヒー屋さんとかで

スタートするが、なぜか・・・

 

肉体労働をあえてするのがカッコイイと

その友人を思っていて

 

実際 はなしのネタには、不自由せず

現場用語のはとごやとか、ネコ(一輪車)とか会話に

おりまぜながら話していた。

 

ある種の組織化された頃、怖いもの知らずゆえか

もうひとつの二代巨頭と仕事するころに、なる

 

自分らは、若いから戦力だろ?

(車持ちもいて、地方にも自力でいけた)

なら 待遇良くしろよと いうこと。

(はんばじゃなく 宿泊は、ホテルにしろとかね)

 

具体的にいうと この二者を天秤に、かけ

いいほうに、仕事にいくということだ・・・

つづく